未来まで託せる家

家の耐久性を決める外壁
【劣化対策・維持管理対策等級　最高位３・長期優良認定住宅】

耐久性能

3世代先まで考えた劣化対策

日本の建物の寿命は26年や30年と言われています。
【建物サイクル年数は日本30年、米国103年、英国141年（解体・リサイクル制度研究会報告平成10年度建設省）滅失建物の平均寿命は日本26年、米国44年、英国75年（建設白書平成8年国土交通省）】
有名大学の教授らが行った「建物の平均寿命推計」の調査では60年程度との報告もありますが、それでも欧米と比べ建物寿命は現在も短いです。

建物寿命が短い要因は、土地神話の蔓延による更地取引の常識化、高度経済成長期の質より量の優先、相続時の遺産分割による建物取り壊し、生活様式の変化、住宅性能の進化、法律基準の変化、中古住宅流通市場の未整備などいろいろなことが考えられますが、建物が自然災害や自然倒壊する数は限られており、建物を壊すのは結局所有者です。

耐久性能の高い家であることはもちろんですが、未来にも住みたいと思える家であること、「白馬の家」はそうありたいと考えています。

劣化対策等級３
長期優良認定住宅

※床下・小屋裏に点検口を設置、床下空間の有効高さ330mm を確保

※屋根断熱・屋根換気

湿気による腐朽から建物をまもる通気工法

「白馬の家」では通気工法を採用しています。

ウレタン吹付断熱材を構造用合板とデュポンタイベックシルバー透湿・防水シートで保護し、外部仕上げ材の37mm外壁ＡＬＣへーベールパワーボードの間に通気層を設けています。熱気や湿気を通気層から外部に逃がすことで、建物の湿気による腐朽を防ぎます。

薬剤処理により構造材の劣化を防ぐ

「白馬の家」では、外壁通気工法とした上、基礎天端から1m（※基準法では地盤面から1m）までの軸組部分に防蟻・防腐処理を行います。

防蟻・防腐剤の有効成分は「化学物質審査および製造等の規制に関する法律」の規制下にありますが、その製剤は規制の対象とされておらず、防蟻・防腐剤は製造者や使用者の自主的な判断に基づいて製造・販売・使用されています。

そのため「白馬の家」では、薬剤について効力や安全性などの適格性を評価し認定を行い、消費者や作業者が安心して使用できる薬剤の普及に努めている公益社団法人日本しろあり対策協会や公益社団法人日本木材保存協会に認定された薬剤により防蟻・防腐処理をしています。
これらの薬剤は環境への影響も少なく、魚毒性も低く、低臭性であり、環境にやさしいもので、安全性が確認されています。