+ 着工から竣工まで! |
上棟式を行い、中間検査が終了しますと、電気設備工事、給排水衛生工事、内装工事(床・壁仕上材、住宅機器、照明器具、家具工事等)、外装工事(外壁、屋根、窓)、と進みます。 |
さて、上記工事が完了しますと、いよいよ完成です!
工事が終了しますと、設計図通りに家ができているか工事監理者(施工者)・役所・施主それぞれの立場で検査をします。 |
工事監理者(施工者) |
設計図通りできているか、電気・ガス・水道・空調がちゃんと動くかを検査します。 |
役所 |
建物が法令の基準に適合しているかを検査します。
建物が法令に適合していることが認められますと、検査済証が交付されます。
検査済証は適法な建築物の証です。完了検査を受け、検査済証の交付を受けた適法な建築物に安心して住みましょう。 |
施主 |
設計者・監理者などの工事責任者が検査を行った後に、施主が立ち会って検査を行います。施主検査、施主確認とも呼ばれます。 |
|
上記の様なキズを見落とさない様に、天井・床・壁はまんべんなく見渡しましょう!
特にクロスは職人さんの腕次第で仕上がりに差が出ますので、歪みがないか、つなぎ目が目立たないかどうかもチェックしましょう。 |
|
家中をまんべんなく歩いた時に、きしむ音がしないかチェックしましょう!
施工・床材・下地のいずれかに問題があると思われますが、床下にもぐって束を調整する等の対処方法がありますので、床鳴りを発見したら工事責任者に対処してもらいましょう。 |
|
「扉が綺麗に閉まらない」ということがないか、すべての建具、サッシを開け閉めしチェックしましょう!
また、雨漏りがないかサッシ廻りの確認も念のためにして下さい。 |
|
設備機器は指定通りの部材、カラーのものが取り付けられているかチェックしましょう!
また、汚れ、キズ無いか、キッチンや洗面でしたら扉を開け閉めして不具合が無いかも確認して下さい。 |
|
外壁、バルコニーの施工状況は、家の耐久性に大きく係わる部分です。建物完成時の外壁の仕上がりについて、吹付け仕上げの場合はひび割れ、サイディング仕上げの場合はシーリング材の欠如がないか、タイル貼りの場合は目地が均一に詰まっているかどうかを確認し、バルコニーでは床の防水工事の施工状況を確認し、はがれ、キズ等を発見した場合や、疑問に感じた点は都度工事責任者に確認をしましょう! |
|
|
上記項目のチェックをし、不具合が発見された場合は手直しを行って頂き、その仕上がりを確認し、クリーニングが完了した状態で施主は建物の引渡しを受けます。
建物の保証書や設備機器の取り扱い説明書、鍵を受け取り内容を確認して引渡しが完了します。
ご入居後、生活するうちに床鳴りや建具の建て付けの不具合が出てくることがありますが、主に木造住宅の場合は、木が落ち着くまでには1~2年かかると言われています。木は湿気を吸ったり吐いたりして呼吸をしているのです!
木の持つ調湿作用を考えますと、最初の1~2年は木の呼吸を感じられる貴重な期間です。
もし上記の様な不具合が出た場合は、施工会社に連絡をし、点検を受けて下さい。
|
|
こまめな点検とメンテナンスで快適な住まいを実現しましょう! |
|
ページのTOPへ戻る |