住宅関連新聞記事ダイジェスト No.522  2014/2/28~2014/3/5 

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.522  2014/2/28~2014/3/5
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【日本経済新聞】
1    オフィス賃料1割下落 16年の大阪、民間予測13年比
2    フラット35、2カ月連続で金利最低 3月は1.74%
3    東急電鉄、「食」テーマのシェアハウス 台所に業務用コンロ

【朝日新聞】
4    住宅耐震化推進で新財団 代表理事に長尾東海大海洋研究所教授
5    フラット35の最低金利、過去最低に 3月は1.74%
6    消費増税受け、報酬規定を改正 国交省
7    マンション価格指数が11カ月連続でプラス 国交省調べ

【読売新聞】
8    23区・横浜・川崎の一部「広域特区」に選定へ
9    「フラット35」金利1・74%に…最低を更新
10    高層マンション防災本、さいたま市が無料配布
11    施設屋上を太陽光発電に「屋根貸し」…新潟・柏崎市
12    住宅ローン金利引き下げ…三井住友、みずほ
13    住宅着工、17か月連続増
14    新築戸建て工期長期化…被災3県聞

【日経産業新聞】
15    綜合地所、都内で欧州風デザイン分譲マンション
16    パナソニック、住宅LEDに新シリーズ 色鮮やかに
17    タマホーム系、建築家を紹介 好みの家に聞
18    三福綜合不動産、ペット無料預かり 松山の賃貸マンション聞
19    寒冷地型住宅、建設技術高い企業登録 北海道庁が新制度
20    トーセイ、バリアフリーの分譲戸建て販売
21    YKKAP、防火基準満たす樹脂サッシの窓
22    ノザワ、外壁用成形セメント板をタイル風に 凹凸加工・2色塗り分けで

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1    オフィス賃料1割下落 16年の大阪、民間予測13年比    2014/3/4 日本経済新聞
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ニッセイ基礎研究所は3日、2016年の大阪市内のオフィス賃料は13年比で約1割下がるとした
見通しを発表した。団塊世代の大量退職に伴う生産年齢人口の減少が重荷となるため。大量退
職が一巡する17年は景気回復も相まって賃料が上向くと予測している。
同研究所の標準シナリオによれば、16年の1坪(3.3平方メートル)あたりオフィス賃料は月7
390円。13年(8260円)より10.5%下がる。

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2    フラット35、2カ月連続で金利最低 3月は1.74%    2014/3/4 日本経済新聞
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住宅金融支援機構は4日、長期固定金利の住宅ローン「フラット35」の3月の適用金利を発表
した。主力の返済期間21年以上35年以下の最低金利は1.74%と前月比で0.05%下がり、2カ月連
続で過去最低を更新。指標となる長期金利の低下を反映した。
同機構は住宅購入額の9割までとしている融資上限をなくし、全額借りられる制度を2月24日
に始めた。その場合の適用金利は0.44%上乗せし、最低金利を2.18%とした。

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3    東急電鉄、「食」テーマのシェアハウス 台所に業務用コンロ    2014/2/28 日本経済
新聞
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東京急行電鉄は「食」をコンセプトにしたシェアハウスを3月に都内に開業する。グループの
社員寮を改装し業務用のガスコンロ付きのキッチンや広いダイニングを整備。プロの料理人に
よる料理教室など食にまつわるイベントも開く。同社は「料理が好きな方も食べるのが好きな
方も入居を通じて交流を深めてほしい」と話している。
名称は「スタイリオ ウィズ上池台」。東京都大田区にあり東急電鉄池上線洗足池駅、都営
浅草線西馬込駅から徒歩圏の場所にある。東急ストアの元社員寮を全面改修した。

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4    住宅耐震化推進で新財団 代表理事に長尾東海大海洋研究所教授    2014/3/4  朝日新聞
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住宅の耐震化や省エネ化などの推進を目的にした「一般財団法人強靭な理想の住宅を創る会
」が発足した。3月4日、設立記者会見を開いた。代表理事には長尾年恭東海大学海洋研究所教
授が就任。今後、住宅の耐震診断・改修の普及や建物診断(インスペクション)を行う診断士の
指導育成、認定などの事業を展開する。3月29日には、東京都江東区の東京ビックサイトで設立
記念シンポジウムを開催。古屋圭司内閣府特命国土強靭化担当大臣の基調講演などを予定して
いる。
長尾代表理事は、「防災・減災の第一は住まいの耐震化。阪神淡路大震災後は耐震化機運が
高まったが、東日本大震災では津波が強調された。耐震への意識が薄れている印象がある。日
本の住宅を強靭なものにしていくために活動していきたい」と話した。
会員は住宅関連企業などを想定。会費など具体的な募集要項は4月以降に示す。

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5    フラット35の最低金利、過去最低に 3月は1.74%    2014/3/4  朝日新聞
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住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して供給する長期固定金利の住宅ローン「フラット3
5」の最低金利が過去最低を更新した。融資率が9割以下で返済期間が21~35年の場合の3月の金
利は1.74%。前月記録した過去最低の1.79%を更に下回った。取扱金融機関が提供する最も多い
金利(最頻値)も1.74%で過去最低となった。
融資率が9割以下で、返済期間が20年以下の場合の最低金利は1.48%。前月から0.05%下落した

また、住宅金融支援機構では2月24日から融資率上限を10割に引き上げたところ。融資率が9
割超の3月の最低金利は、返済期間が21~35年の場合が2.18%。20年以下の場合は1.92%となって
いる。

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6    消費増税受け、報酬規定を改正 国交省    2014/3/4  朝日新聞
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国土交通省はこのほど、4月1日から消費税率が5%から8%へ引き上げられることに伴い、報酬
告示を改正し、不動産業課長名で各業界団体に通知した。
それによると、改正されたのは報酬告示のパーセンテージ部分。告示第二(売買又は交換の媒
介に関する報酬の額)の表中「百分の五・二五」が「百分の五・四」に(200万円以下の金額)、
「百分の四・二」が「百分の四・三二」に(200万円を超え400万円以下の金額)、「百分の三・
一五」が「百分の三・二四」に(400万円を超える金額)改正。第四(貸借の媒介に関する報酬の
額)の文中、「一・〇五倍」が「一・〇八倍」に、「〇・五二五倍」が「〇・五四倍」、第五(
貸借の代理に関する報酬の額)の文中、「一・〇五倍」が「一・〇八倍」、第七(第二から第六
までの規定によらない報酬の受領の禁止)の文中、「百五分の百」が「百八分の百」にそれぞれ
改正された。
併せて、ガイドライン(宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方)の上記に該当する部分も改
正。施行は4月1日からとなる。

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7    マンション価格指数が11カ月連続でプラス 国交省調べ    2014/3/3  朝日新聞
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国土交通省はこのほど、2013年11月の不動産価格指数(住宅)を発表した。
全国の住宅総合指数は、08年度平均を100として、11月は89.6(対前年同月比2.2%減)となった
。更地・建物付土地は86.3(同3.4%減)、マンションは109.7(同4.8%増)となり、マンション指数
は13年1月分から11カ月連続のプラスとなった。
東日本大震災の被災地である東北地方の住宅総合指数は、08年度平均を100として、94.1(同0
.3%増)。更地・建物付土地は91.9(同0.1%増)、マンションは141.6(同5.2%増)となった。

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8    23区・横浜・川崎の一部「広域特区」に選定へ    2014/3/5  読売新聞
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地域を限定して規制緩和を進める政府の国家戦略特区のうち、大都市圏を想定した「広域特
区」について、東京圏で「東京23区、横浜市、川崎市」の一部、関西圏で「大阪市、京都市
、神戸市」の一部がそれぞれ選定される見通しであることが4日、分かった。
特定分野の規制緩和を実現するため、複数の市町村を一つの特区とする「革新的事業連携特
区」(バーチャル特区)は、新潟市、福岡市を中心に指定が行われる見通しだ。
政府はこれまで、計3~5か所の戦略特区を指定する方針を示し、中でも東京圏、関西圏は
有力とされてきたが、具体的な地域が明らかになったのは初めて。3月下旬に正式決定する。
指定に先立ち、規制を担当する閣僚や、指定予定の地方自治体の首長、民間事業者による「特
区会議」の準備会合を開催。指定後は特区会議を正式発足させ、4月をめどに特区計画を決定
する方向だ。

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9    「フラット35」金利1・74%に…最低を更新    2014/3/5  読売新聞
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住宅金融支援機構は4日、民間金融機関と提携した長期固定型住宅ローン「フラット35」
(買い取り型)の3月の適用金利を発表した。
利率は取扱金融機関によって異なるが、35年ローンのうち最も低い金利は1.74%で、
取り扱いが始まった2003年10月以来の最低を更新した。長期金利の低下を反映し、前月
より0.05%下がった。返済期間が「21年以上35年以下」では年1.74~2.40%
、「15年以上20年以下」では年1.48~2.14%となった。

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10    高層マンション防災本、さいたま市が無料配布    2014/3/5  読売新聞
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東日本大震災を教訓に、さいたま市は、高層マンション特有の長い大きな揺れやエレベータ
ーの故障、給水の停止などに備える「防災ガイドブック」を作成した。
首都圏のベッドタウンとして高層マンションが増え、危機管理や減災への対策が急務となっ
ていた。マンション管理組合を対象とする防災セミナーなどで活用し、「自主防災組織」の設
立も呼びかけていく。

市内に330棟
市の調査によると、市内の11階建て(31メートル)以上の高層マンションは昨年6月現
在で330棟。25年前の10倍以上はあるとみられる。今後も増加が予想され、市防災課は
「高層マンション特有の被害に対する備えをする必要がある」と防災ガイドブック(A4判、
20ページ)を初めて作成、15万部を無料配布している。
東日本大震災で注目された「長周期地震動」は大地震で発生するゆっくりとした長い揺れで
、高層マンションなどは共振して大きく揺れる。ガイドブックでは長周期地震動による危険性
、家具の転倒や収納物の落下を防ぐ工夫などをイラスト入りで掲載している。

「在宅避難」も
多くのマンションが被災した仙台市を例に、エレベーターの故障、貯水槽や排水管の損壊、
断水や停電、ガスの停止などが起こり、高層階の住民が「高層難民」となる可能性も指摘。7
日分以上の食料や水の備蓄、ラジオや電灯、簡易トイレを準備することなどを呼びかけている
。市防災課は「建物自体は比較的強いので、安全を確保できれば『在宅避難』も意識してほし
い」としている。

自主防災組織
体の不自由な人を運ぶための「非常用階段避難車」を高層階に設置したり、炊き出し訓練を
したりしている市内マンションの「自主防災組織」も紹介。285戸が入居し、給水装置や寒
さ対策用の暖房器具などを備えている同市見沼区の「シャルマンコーポ大宮七里」自主防災組
織の中心メンバー中村恵治さん(69)は「高齢者が高齢者を助けなくてはならない時代で、
自助と共助の思い、災害はいつでも起こりうるという意識を持つべきだ」と語る。
市は新年度以降、マンションの管理組合を対象としたセミナーを開催する予定。問い合わせ
は同課(048・829・1126)。

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11    施設屋上を太陽光発電に「屋根貸し」…新潟・柏崎市    2014/3/4  読売新聞
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新潟県柏崎市は、同市栄町の福祉施設「元気館」の屋上に太陽光発電システムを採用する。
県や市町村が公共施設の屋上を事業者に貸し出す「屋根貸し」事業の一環で、県内では初の
試み。災害時には非常用電源としても使用でき、市は「事業者にも自治体にもメリットがある
」としている。
市環境政策課によると、事業では、柏崎市が元気館の屋上スペースを1平方メートルあたり
年間100円で事業者に貸し出し、事業者は太陽光発電で得られた電力を売って収入を得る。
災害時には、市が非常用電源として太陽光発電システムを使うことができる。元気館は、市
が福祉避難所に指定しているため、同課は「災害時に自立した電源があるのは有用」と話して
いる。
降雪の影響を緩和し、保守・点検をしやすくするため、発電システムはパネルではなく、シ
ート型を使用する。設置されるシートは約700枚。面積は約790平方メートルで、最大出
力は47キロ・ワット。雪解け後にシートを設置し、今月下旬に完成する予定。
省資源ビジネスを行う「JCサービス」(大阪市)と「新潟スマートコミュニティ事業」(
新潟市)による共同企業体が事業者に選ばれ、柏崎市と協定を結んだ。
県によると、同事業を巡っては、県内で約70施設で自治体と事業者が調整を進めていると
いう。

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12    住宅ローン金利引き下げ…三井住友、みずほ    2014/3/3  読売新聞
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三井住友銀行とみずほ銀行は28日、3月から適用する住宅ローン金利を引き下げると発表
した。
主力となる10年固定型では、三井住友が最も信用度の高い人向けの金利(最優遇金利)を
年1・40%から年1・35%に、みずほは年1・45%から年1・35%にそれぞれ引き下
げる。
10年固定型については、両行に先だち、三菱東京UFJ銀行とりそな銀行も3月からそれ
ぞれ0・1ポイント引き下げて同じ年1・35%にすることを決めている。また、三井住友信
託銀行は0・05ポイント引き下げて年1・10%と、同行としてはこれまでで最も低い水準
にする。
各行とも住宅ローン金利の目安となる長期金利が前月より低めに推移していることをふまえ
、引き下げを決めた。

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13    住宅着工、17か月連続増    2014/3/3  読売新聞
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国土交通省が28日発表した1月の新設住宅着工戸数は、前年同月比12・3%増の7万7
843戸で、17か月連続で前年実績を上回った。
1月の戸数としてはリーマン・ショック前の2008年以来の高水準となった。消費税率引
き上げ前の駆け込み需要や、住宅ローン金利の先高感などで好調な動きが続いている。
内訳は、持ち家が5・9%増の2万4955戸、貸家が21・5%増の2万9953戸、分
譲マンションが18・6%増の1万1941戸だった。一方、分譲一戸建て住宅は0・3%減
の1万530戸で、17か月ぶりに前年実績を下回った。3大都市圏は、首都圏が16・8%
増、中部圏が5・8%増、近畿圏が11・7%増だった。

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14    新築戸建て工期長期化…被災3県    2014/2/28  読売新聞
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2010年と比べ平均2.7か月
岩手、宮城、福島の3県で、戸建て住宅を新築する際の工期が東日本大震災前と比べて3か
月近く長期化していることが、地元工務店などでつくる団体の調査でわかった。
復興関連の公共事業で人材や資材が不足しているのが原因という。
調査は、3県の工務店などが加盟する「地域型復興住宅推進協議会」が昨年10月に実施。
加盟する全308業者に契約から引き渡しまでの工期などをアンケートで尋ね、181業者が
回答した(回答率58・8%)。
3県の平均工期は8・8か月で、震災前(2010年)の6・1か月に比べ2・7か月延び
ていた。県別の平均工期は、岩手が8・3か月、宮城が7・9か月、福島が10・6か月。長
期化の幅は福島の4・4か月が最も大きく、岩手で2・4か月、宮城で1・7か月だった。
人材が不足している作業(複数回答)は、「基礎工事」が最も多く、83・4%に上った。
不足している資材(同)では、コンクリートの41・4%が最多だった。
昨年1年間の新設住宅は、3県で計4万8826戸。震災前(10年)の2万7283戸に
比べ、1・8倍に増加している。

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15    綜合地所、都内で欧州風デザイン分譲マンション    2014/3/5  日経産業新聞
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日本綜合地所は4日、東京都板橋区で分譲マンション「ヴェレーナ志村坂上レジデンス」の販
売を始めると発表した。欧州風のデザインにする一方、スマートメーターやカーシェアサービ
スを導入。電力を一括購入することで電気代が従来と比較して5%安くなるという。
総戸数は60戸で、間取りは3LDK。第1期の販売予定で、価格は3200万円台から。同社は首
都圏で約2万戸の供給実績がある。

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16    パナソニック、住宅LEDに新シリーズ 色鮮やかに    2014/3/4  日経産業新聞
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パナソニックは3日、住宅用発光ダイオード(LED)照明器具の新シリーズを4月に発売す
ると発表した。光の波長を調整し、黄色の光を抑えて赤色の光を強調。料理やインテリアを色
鮮やかに見せる。計374品番を投入し、2014年度に45億円の売上高を目指す。
新シリーズに使われるLEDは、素子から出る光を調整する役割を持つ蛍光体材料を見直し
、黄色の光を抑え、赤色の光を強く発するようにした。これにより、照らされた物が黄色く見
える現象を抑え、赤色が引き立つようになったという。

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17    タマホーム系、建築家を紹介 好みの家に    2014/3/4  日経産業新聞
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タマホームの子会社のSuMiKa(東京・港、玉木克弥社長)は3日、オンライン上で消費
者に建築家を紹介するサービスを始めたと発表した。消費者が登録した家の希望に合う建築家
を紹介、工事費用の一部を手数料として受け取る。景気動向に左右されず、家作りにこだわる
層は一定数いるという。主力の購買層とは異なる層の取り込みを図る。
顧客はアンケートで自分が建てたい家のイメージに合う選択肢や施工事例などの画像を選ぶ
。結果をもとに希望に合う家を建てるのが得意な建築家を選び、通知。顧客は複数の建築家か
ら選んで相談する。

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18    三福綜合不動産、ペット無料預かり 松山の賃貸マンション    2014/3/3  日経産業新

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【松山】不動産仲介の三福綜合不動産(松山市)はペットを預かる機能を備えた賃貸マンシ
ョンの展開を始めた。入居者の愛犬などを無料で一時預かるサービスが付いており、単身者で
も安心して出張や旅行に出かけることができる。地方はペットと入居できる物件が少なく、ニ
ーズが増えると判断。5年内に10棟に増やす計画だ。
第1号の物件は松山市中心部に約1億2千万円で建設した「プラティーク・スタディオ」。1D
Kから2LDKまで計28室があり、家賃は4万円台から。すでに9割の部屋で入居者が決まった。
外部業者が運営する1階の「ペット保育園」で入居者のペットを無料で預かる。最大で連続7日
間まで預かり、長期の旅行や出張にも安心して出かけることができる。

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19    寒冷地型住宅、建設技術高い企業登録 北海道庁が新制度    2014/3/3  日経産業新聞
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【札幌】北海道庁は今春、寒冷地型住宅建設で高い技術力を持つ企業を「家づくりメンバー
(仮)」として登録する新制度を始める。インターネット上で登録事業者が建設した住宅を紹
介し、断熱性能などを3段階で評価する。北海道の寒冷地技術は道内外で高い評価を受けている
。登録制度で事業者の技術力の効果的な広報に生かす。道庁によると、全国で初の試みという

登録の可否は事業者からの申請書類を基に判断する。省エネや耐久、耐震など事業者が手掛
ける住宅の性能や、断熱・気密に関する認定資格を持つ専門技術者の数、設計や施工のデータ
をきちんと保管しているかなどが判断基準になるという。登録後は道庁ホームページで公表し
、事業者は登録ロゴマークを使える。

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20    トーセイ、バリアフリーの分譲戸建て販売    2014/3/3  日経産業新聞
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不動産開発のトーセイは分譲戸建て住宅に初めてバリアフリー対応の設備を導入したと発表
した。将来のリフォームの際にエレベーターを設置できるスペースを確保するなどの取り組み
を試験的に始める。
将来に備えた仕掛けを住宅内に取り込むことで、長く住める点をアピール。まずは1棟に導入
し、顧客の反応を見た上で今後の物件にも順次導入する。

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21    YKKAP、防火基準満たす樹脂サッシの窓    2014/2/28  日経産業新聞
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YKKAPは4月25日、国の防火基準を満たす樹脂サッシの窓「APW330防火窓」を発売す
る。既存製品を改良し、防火性能を高めた。樹脂窓は断熱性能に優れるが、日本では普及が進
んでいない。関東や関西、中部地方などの大都市圏では2割の地域で防火窓が求められるためだ
。防火仕様の製品を投入し、需要を喚起する。2016年度に40億円の売り上げを目指す。
樹脂窓はアルミサッシの窓に比べ年間の冷暖房費を2割削減できる。火災の際、ガラスが燃え
落ちやすいという課題がある。

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22    ノザワ、外壁用成形セメント板をタイル風に 凹凸加工・2色塗り分けで    2014/2/28
日経産業新聞
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【神戸】建築材大手のノザワは外壁用の押し出し成形セメント板に凹凸加工を施し、2色に塗
り分けてタイル風にみせる技術を開発した。同技術を使った新製品を3月発売する。落下防止の
ため10年検査が義務付けられたタイル仕上げに代わる建築用資材として売り込む。
開発した技術は「カラーセランWコート」。押し出し成形直後のセメント板を金型ローラー
でタイル状に型付けし、工場内で2色の塗料で塗り分けて焼き付け乾燥することで、タイル上面
と目地のようにみせる。上面は9色、目地は3色の標準色を用意した。

2014-04-26 | Posted in 住宅関連新聞記事Comments Closed