住宅関連新聞記事ダイジェスト No.364 2010/12/16~2010/12/22
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【日本経済新聞】
1 上海でサービスアパートメント運営へ、東急不動産
【朝日新聞】
2 こどもの未来を変えるヘラジカが編集部に!
【読売新聞】
3 すっきり年越し 古い鉢の土ほぐし、ふるい、混ぜて再生
4 冬の室内に除菌グッズ
【日経産業新聞】
5 住友林業、和風住宅を手頃に 協力工務店と開発
6 TOTO、ノズルを自動洗浄する便座
7 2011年の首都圏マンション新規発売、16%増の5万戸
8 北海道トラックス、富良野にコンドミニアム アジア富裕層を開拓
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1 上海でサービスアパートメント運営へ、東急不動産2010/12/22 日本経済新聞系
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東急不動産は中国・上海でサービスアパートメントの運営に乗り出す。このほど、会社更生中の穴吹工務店から地元の運営会社の持分を取得し、サービスアパートメント業務を引き継いだ。
運営する物件は総戸数413の「東和公寓(とうわこうぐう)」。日本人専用のサービスアパートメントで、地上24階地下1階建ての5棟のタワー型マンションで構成する。2009年に2棟が開業してから、すでに4棟が稼働している。残る1棟は来春に開業する予定だ。東和公寓を所有する地元の不動産会社と共同で運営する。
同物件は日系企業の駐在員や家族が居住することから、日本語で24時間対応するスタッフが待機しており、隣接する「上海日本人学校浦東校」に専用ゲートから通学することができる。大浴場やプールも備える。
東急不動産は2005年に上海のデベロッパーに出資、2007年9月には上海市に現地法人を設立した。2008年には、遼寧(りょうねい)省瀋陽(しんよう)市で計画されているオフィス・住宅・商業施設などの複合開発事業に一部出資するなど、中国での事業展開を進めてきた。
名称:東和公寓
所在地:上海市浦東新区東綉路66弄
面積:土地3万3406m2、建物7万1445m2(住宅)
構造、階数(地上/地下):RC造、24/1
総戸数:413
住戸タイプ:1LDK(51戸)~5LDK(1戸)
専有面積:60.56m2(51戸)~285.87m2(1戸)
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2 こどもの未来を変えるヘラジカが編集部に! 2010/12/22 朝日新聞
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イケアのソフトトイ・キャンペーン
スウェーデン発の大型家具店「イケア」がユニセフなどと展開する子供のためのキャンペーンで、キャラクターのヘラジカ「エルグくん」が22日、東京・築地のアサヒ・コム編集部を訪れた。来年1月3日まで、ソフトトイや子供の絵本をひとつ売り上げると、1ユーロ(約110円)をユニセフとセーブ・ザ・チルドレンを通じて寄付する取り組み。今月24日からは、イケアのすべての子供用商品やレストランでのキッズメニューにも対象が拡大される。
03年から始まったこのキャンペーンでは、7年間に26億円余りを800万人の子供に寄付しており、今年度の目標額は11億円。このうち日本は3300万円が目標という。学校施設の改修、トイレの設備、教育物資の調達などのほか、教師へのトレーニング活動などに使われる。
イケアは2006年4月、千葉県船橋市に日本1号店をオープン。現在、アサヒ・コムの「住まい」のページでコラボ企画も展開している。
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3 すっきり年越し 古い鉢の土ほぐし、ふるい、混ぜて再生 2010/12/22 読売新聞
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園芸研究家の田中哲さんは「大掃除の際にひと手間かけ、古い鉢の土を再生させてみませんか」と提案する。
再生法を教わるのは、横浜市の主婦高田美可子さん(54)。自宅のウッドデッキのバルコニーで、植物栽培を楽しんでいる。「園芸店に出かけるたび、つい新しい鉢植えを買ってしまう。古い鉢の土をどうすればいいのか悩んでいました」
田中さんによると、植物を育てた後の鉢の土は、養分が失われている上に硬くなっている。そのままでは植物を育てるのには向かない。試しに、直径30センチの古い鉢をひっくり返してみた。土はこちこちに固まっており、植物の根も残り、土は全く落ちてこない。
田中さんの指導で、この鉢の土の再生作業に取りかかる。まず園芸用移植ゴテなど道具を使って鉢から土を掘り出す。土はほぐし、ブルーシートの上に落としていく。
続いて土を少量ずつふるいにかける。「粗い目のふるいで。根やゴミを除くのが目的です」。今回は9ミリの目のふるいを使った。「力がいる作業で疲れますが頑張って」と田中さん。小指の先ほどの何かの幼虫を発見。「古い土には虫がいることもある。見つけ次第、取り除いてください」
レジャーナイフ(中央)も硬い土をほぐすのに便利 こちこちだった土は、さらさらの状態になった。これなら何か植えることができそう。だが、田中さんは「さらさらの土は粘土のようなもので、再度固まってしまいやすく、水はけも良くない」という。
そこで購入した腐葉土を3割ほど混ぜる。高田さんは手袋をはめて、土をすくいあげてはこぼすようにして、空気を含ませながら、しっかり混ぜ込んだ。土はふんわりと膨らんだように見えてきた。「あんなに硬かったのに、不思議ですね」と高田さん。さらに、ゆっくり成分が溶ける緩効性の化学肥料も混ぜ、土の再生は完了した。
再生した土は肥料などを混ぜたとはいえ、新品の園芸土と比べれば養分のバランスがあまりよくない。また植物の病害虫が残っている心配もある。「簡易的な再生と考えてください」。だから、たくさんの養分が必要な、実のなる植物の栽培は避けた方がいい。
お薦めは、パンジーやビオラといった一年草の栽培だ。今の時期でも花の付いた苗が販売されている。寒さに強く、正月のベランダやバルコニーを彩ってくれそうだ。チューリップなどの球根を植えて、春を待つのもいい。「再生した土で新しい花を育ててみたくなりました」と高田さん。田中さんは「これならできる人も多いのでは。気軽に楽しんでみてください」と話す。(崎長敬志)
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4 冬の室内に除菌グッズ 2010/12/22 読売新聞
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加湿器のタンク、歯ブラシ、床…
風邪やインフルエンザウイルスを抑えるために、加湿器で適度な湿度を保つことは重要だ。ただし、その加湿器のなかで大腸菌などの雑菌が繁殖していたら、部屋中にばらまくことになりかねない。そこで、加湿器用の除菌剤を水タンクに入れれば、雑菌の繁殖やヌメリ、イヤな臭いも防げるという。また、最近は抗菌機能付きの加湿器も売り出されている。
次に、様々な細菌などのいる口の中を清潔にしてくれる歯ブラシをどうするか。歯ブラシ同士が触れ合って感染することも考えられる。これには、紫外線を当てたり、乾燥させたりする除菌器が売られている。
残るは、床の除菌だ。高温の水蒸気を出す「スチームモップ」を使えば、雑菌も除去してくれるという。元々は、しつこい汚れを落とすための器具だが、除菌もできるとあって、人気が高まっている。汚れた水と汚れた雑巾で床を拭くのが気になる人にも受けているようだ。
一方、インフルエンザや風邪のウイルス対策はどうしたら良いだろうか。除菌商品では雑菌は抑えても、ウイルスは除去できない場合もある。ウイルスに詳しい北里大医療衛生学部の北里英郎教授は、「ウイルスを完全に除去するのは無理だが、量が減れば感染の予防につながる。ドアノブや食卓などは、日頃からアルコール系消毒液などで拭いておくと良い」と話している。
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5 住友林業、和風住宅を手頃に 協力工務店と開発 2010/12/22 日経産業新聞
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住友林業は資材供給や技術支援で協力する中小工務店のグループ「イノスグループ」と和風住宅を共同開発した。和の空間を作り出すため5つのコンセプトを用意。採光や視線、坪庭や土間などの間取りで和の雰囲気を取り入れたのが特徴。価格も3.3平方メートルあたり41万3000円台に抑えて求めやすくした。沖縄を除く全国で年内に本格販売を始め、初年度100棟の販売を目指す。
新商品の「wa:bi(わび)」は木造軸組工法を採用。障子や格子を通した光と影を強調した「和の光」や、坪庭や土間、縁側などを設けることで建物の内外にゆるやかなつながりを持たせた「内と外の関係」など、自由設計でありながらプランを5種類用意した。
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6 TOTO、ノズルを自動洗浄する便座 2010/12/22 日経産業新聞
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女性の声も反映 TOTOは温水洗浄便座「アプリコットシリーズ」を2011年2月1日に発売する。機器本体の汚れを自動で洗浄する仕組みを採用した。洗浄機能では女性の意見を採り入れ改良するなど、清潔さを売り込む。
8時間ごとに自動洗浄する機能を採り入れた。水道水を電気分解したものでノズル内の通水路とノズル外側を洗い、汚れの原因となる菌や油分を分解しやすくする。ボタンを押せば使用前にノズルを清掃できる。
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7 2011年の首都圏マンション新規発売、16%増の5万戸 2010/12/21 日経産業新聞
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民間予測 不動産経済研究所は20日、2011年の首都圏マンション新規発売戸数が10年見込み比16%増にあたる5万戸になるとの予測を公表した。大手デベロッパーを中心に新たな着工件数が増えるのが寄与する。
ただ、中小企業の本格回復は遅れる見通しで、同社は「今後数年間は5万~6万戸で推移しそう」とみている。地域別でみると、東京都区部は10年見込み比で22%増の2万4500戸に、東京都下は同23%増の4500戸となる見通し。
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8 北海道トラックス、富良野にコンドミニアム アジア富裕層を開拓 2010/12/21 日経産業新聞
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【札幌】不動産会社の北海道トラックス・デベロップメント(北海道倶知安町、サイモン・ロビンソン社長)は2011年3月、北海道富良野市にコンドミニアムを着工する。同社が北海道ニセコ地区以外でコンドミニアムを開発するのは初めて。主に香港などアジア富裕層に売り込む。富良野は夏のハイシーズンだけでなく、冬の雪景色を目当てにした外国人客も多く、一定の需要が見込めると判断した。
5階建てコンドミニアム「ザ・ベール・フラノ」は富良野スキー場のふもとに建設する。部屋数は20戸で、1LDK(広さ57平方メートル)と2LDK(同90平方メートル)の2種類を用意した。価格は2500万~4000万円程度の見通し。来年11月の完成を見込む。1階にフロントを設置、英語の話せる従業員が常駐して外国人客に対応する。