住宅関連新聞記事ダイジェスト No.408  2011/11/3~2011/11/9

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.408  2011/11/3~2011/11/9  Vol.1
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【日本経済新聞】
1  築年数や戸数、全マンションをデータベース化 都が来春にも
2  西鉄、中古マンション事業強化 1棟まるごと改装・分譲
3  家賃立替契約「追い出し条項無効」 NPOが保証会社提訴
4  京都の祇園商店街、マンション・風俗店など建築規制
5  エスカレーター、耐震対策義務化へ 国交省方針
6  不動産5社4~9月、4社が経常減益 マンション事業で明暗
7  フラット35の適用金利が7カ月ぶり上昇

【朝日新聞】
8  スマートハウス普及へ官民研究会 機器の規格統一議論
9  京阪神で新駅続々

【読売新聞】
10  固定資産税の優遇縮小…バブル期対策措置など
11 住宅エコポイント復活 リフォーム顧客争奪戦
12 不動産大手、マンション販売減少などで減収

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1  築年数や戸数、全マンションをデータベース化 都が来春にも  2011/11/9 日本経済新聞
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 東京都は来春にも都内の全てのマンションの総戸数や築年数、管理状況などの基礎情報を集めたデータベースを構築する。都内では約10年で築40年を超す分譲マンションが40万戸以上に膨らむ見通し。東日本大震災で老朽化マンションの耐震化や建て替えは喫緊の課題。240万戸ともいわれる都内マンションの実態を把握、来年度以降に建て替えや耐震化を促すテコとして活用する。
 既に実態調査に乗り出した。来年3月末までに都内の全てのマンションの調査を完了の予定。分譲マンションはマンション管理組合や管理会社に、賃貸マンションはオーナーの法人や個人にアンケートを送付する。返答がなかった場合や回答が不十分だった場合には、訪問して聞き取り調査する。

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2  西鉄、中古マンション事業強化 1棟まるごと改装・分譲  2011/11/9 日本経済新聞
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 西日本鉄道は中古マンション事業を強化する。2012年にも福岡市内で中古マンションを1棟丸ごと購入したうえで、内外装を改築して分譲する事業に乗り出す。毎年1棟以上の供給を目指す。福岡市中心部では人口増加が続いていることもあり、新築マンションに適した用地を見つけることが難しくなっている。西鉄はマンション事業の幅を広げ、都心部に住宅を求める顧客のニーズに応える。
 中古マンションを1棟丸ごと購入して改装、販売する事業は、資金力や販売力が必要で、九州では珍しいという。

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3  家賃立替契約「追い出し条項無効」 NPOが保証会社提訴  2011/11/8 日本経済新聞
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 賃貸住宅の賃借人が滞納した家賃を一時的に立て替える家賃保証会社の契約書を巡り「違法な追い出し行為を可能にする条項が含まれており無効だ」などとして、大阪市の特定非営利活動法人(NPO法人)「消費者支援機構関西」が8日、家賃保証会社「日本セーフティー」(大阪市)に条項の使用差し止めを求める消費者団体訴訟を大阪地裁に起こした。
 訴状などによると、同社が2009年に使用していた契約書には、同社や同社以外の連帯保証人が賃借人の承諾なしで賃借契約の解約や、部屋の明け渡しに立ち会えるとの条項があり、家財の処分についても事前に借り主に承諾させている。

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4  京都の祇園商店街、マンション・風俗店など建築規制  2011/11/8 日本経済新聞
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 京都の祇園商店街振興組合は、商店街の大通り沿いにマンションや風俗店などを建築できないようにする。8日に商店街関係者が京都市に地区計画の素案を提出する。京都市は都市計画審議会に諮った上で、来年度にも用途規制を適用する方針。物販店や飲食店を商店街の中心に据え、観光客にとって魅力的な街並みを整える狙い。
 建築規制の対象になるのは四条通に面した敷地のうち、川端通から東大路通までの東西約450メートルの区間。繁華街の四条河原町と八坂神社とを結ぶ通りで、市内でも観光客が多い。祇園商店街は地区計画を通し、八坂神社の参道にふさわしい街づくりを目指す。
 マンションや風俗店のほか、カラオケ店、学習塾、葬祭場などの建築を禁止する。四条通南側の大和大路通から花見小路通までの区域を除いて、公衆浴場やパチンコ店も建築できなくなる。すでに沿道で営業する商業者に地区計画についての説明を実施した。

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5  エスカレーター、耐震対策義務化へ 国交省方針  2011/11/7 日本経済新聞
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 東日本大震災の揺れで福島県などのスーパーのエスカレーターが落下した問題で、国土交通省は7日、エスカレーターに建築基準法に基づく耐震対策を義務付ける方針を固めた。来春にも同法施行令などを改正する。従来は業界団体による指針があるだけだった。
 同省は同日、エスカレーターの耐震性について実態を調べる事業の委託先公募を開始。今年度中に結果を報告させる。
 同省建築指導課によると、落下事故は仙台市と同県郡山市の大手スーパー「イオン」系列3店舗計4台で発生。けが人はなかった。

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6  不動産5社4~9月、4社が経常減益 マンション事業で明暗  2011/11/7 日本経済新聞
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 不動産大手5社の2011年4~9月期連結決算が7日、出そろった。三井不動産や三菱地所などマンション引き渡し戸数が減った4社の経常利益が減少。戸数が伸びた野村不動産ホールディングスは増益となり、明暗を分けた。
 7日に住友不動産が発表した4~9月期決算は経常利益が前年同期比18%減。上期は前年同期にあった大型物件がなく、マンション引き渡し戸数が1720戸(前年同期は2701戸)と減少した。SPC(特別目的会社)の連結化で支払利息も増加した。
 東急不動産も前年同期に大型のタワーマンションがあり、反動で引き渡し戸数が670戸に半減した。分譲部門の営業損益は4億円の赤字(前年同期は17億円の黒字)になった。

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7  フラット35の適用金利が7カ月ぶり上昇  2011/11/3 日本経済新聞
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 住宅金融支援機構は2日、民間金融機関との提携による長期固定金利の住宅ローン「フラット35」の11月の適用金利を発表した。主力の21年以上は取扱金融機関の最低金利が2.2%と前月比で0.02%上昇。20年以下も1.91%と前月比で0.02%上がった。金利上昇はいずれも7カ月ぶり。長期金利の上昇などを反映した。

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8  スマートハウス普及へ官民研究会 機器の規格統一議論  2011/11/7 朝日新聞
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 省エネルギー機能を高めた次世代型住宅「スマートハウス」を増やすため、官民合同の研究会が7日始まった。いまはスマートハウスに置く関連機器の規格がばらばらなので、これを統一し、企業が開発しやすくしたり消費者が比べやすくしたりする。
 研究会は「スマートハウス標準化検討会」。電力会社や住宅メーカー、電機メーカーなど約20社が加わり、経済産業省が事務局を務める。
 スマートハウスでは、太陽光などで発電した電気を蓄電池にためて使える。さらに発電量や電気の消費量が一目でわかり、節電できる工夫がされている。

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9  京阪神で新駅続々  2011/11/7 朝日新聞
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JR、私鉄競合路線や人口増加地区に最近開業した駅と計画中の新駅
 JR西日本が京阪神で続々と新駅を開業させようとしている。人口減で鉄道の需要が先細りするなか、私鉄と競合する地域や数少ない人口増加地域に集中的に投資し、限られたパイの取り込みを図る戦略だ。
 神戸市灘区のJR神戸線に2016年春、まや駅(仮称)が開業する。西隣の灘駅から900メートル、東隣の六甲道駅から1.4キロ。半径840メートル以内には阪神と阪急の駅が四つある。
 JRの新駅の大半は、地元から要望を受けて建設する「請願駅」だが、まや駅はJR西から地元に持ちかけた。神戸線に07年に開業したさくら夙川駅(兵庫県西宮市)、08年開業の須磨海浜公園駅(神戸市須磨区)も同様にJR西から持ちかけたが、事業費の一部は地元負担。まや駅は事業費約40億円の全額をJR西が負担する。

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10  固定資産税の優遇縮小…バブル期対策措置など  2011/11/9 読売新聞
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地価下落で総務省が提案
 総務省は8日、2012年度税制改正を巡り、地価が高騰したバブル期にできた固定資産税などの優遇措置の見直しを政府税制調査会(会長・安住財務相)に提案した。
 東日本大震災や景気停滞で建物や土地の評価額が下落し、落ち込みが予想される固定資産税の減収を圧縮する。固定資産税と、土地や建物に課税する都市計画税で12年度に想定される計約4800億円の税収減が、約1000億円圧縮されるとみている。
 廃止を提案したのは、1997年度に固定資産税を計算する基準額を本来より低い水準で据え置くことにした措置だ。縮小提案は二つ。バブル期に固定資産税負担が急増しないように94年度に住宅地について税金をかける対象を抑えた措置と、終戦直後から新築住宅にかかる税金を数年間半額にしている措置だ。

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11  住宅エコポイント復活 リフォーム顧客争奪戦  2011/11/8 読売新聞
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省エネ商品開発や割引も
 政府の「住宅エコポイント」制度が今冬に復活するのを前に、住宅メーカーなどが商品開発やサービスの拡充を急いでいる。住宅の新築が伸び悩む中、リフォーム市場での顧客争奪戦が激しくなりそうだ。(武石将弘)
 新しい住宅エコポイント制度は、2011年度第3次補正予算案が成立すれば、新築が10月21日着工分、リフォームは11月21日着工分までさかのぼって適用が始まり、12年10月末までの着工分が対象。1ポイントは1円相当で、新築の場合は東日本大震災の被災地が30万ポイント、被災地以外では15万ポイントをもらえる。改修の場合は、省エネ分野(バリアフリーとの一体工事を含む)で全国一律に最大30万ポイントが付くほか、省エネ工事と一体で行う耐震改修に新しく15万ポイントが付くことになった。
 震災後、リフォーム市場では住宅の耐震化への関心が高まっている。住宅メーカー大手の大和ハウス工業は、耐震補強の必要性を判定する耐震診断士を11年度中に150人と、現在の約1・6倍に増やす。住生活グループのLIXIL(リクシル)は、耐震性の高い外壁や床などの新商品開発を進めている。
 エコポイントの本来の目的である省エネ対策では、積水ハウスが、窓の断熱改修を含むリフォームで最大15万円を割り引くキャンペーンを21日から始める。
 三協立山アルミはパナソニック電工と共同で、断熱効果の高いパネルの開発に乗り出した。YKKAPは、消費者や工務店向けの相談窓口で制度の変更点や対象商品の案内を行う。
 家電量販店も参戦している。ヨドバシカメラは、既存の窓の内側に新たな窓を取り付ける「内窓」の販売コーナーを店内に設け、販売を強化する。

規模は縮小
 政府が景気対策の一環で10年3月に受け付けを始めた旧制度は、予想以上の申請があり、今年12月末までの予定を前倒しして7月末までの着工分で終了した。9月末までに新築で約48万戸分、リフォームで約53万戸分のポイントが発行された。政府は約3兆4000億円の経済効果があったと試算している。
 住宅関連各社は、住宅エコポイントの復活が「省エネ意識の高まりや被災地の復興とともに、業界に大きな追い風となる」(積水ハウスリフォームの構哲宏社長)と期待している。
 ただ、補正予算案に計上された今回の予算規模は1446億円で、旧制度の合計額2442億円の6割にとどまる。景気の先行き不透明感も根強い中、どこまで業界の期待通りに消費喚起の効果が上がるかは見通しにくい側面もある。

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12  不動産大手、マンション販売減少などで減収  2011/11/8 読売新聞
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不動産大手5社の2011年9月中間連結決算が7日、出そろった。
 東日本大震災後の営業自粛などでマンション販売戸数が減少したため、野村不動産ホールディングスを除く4社が減収となり、3社の税引き後利益が減益となった。
 三井不動産は首都圏でのマンション販売が前年同期に比べて半減した。保有株式の株価下落で26億円の評価損を計上したのが響いた。三菱地所も主力のマンション販売の落ち込みで、保有株式の評価損として22億円を計上したため、税引き後利益は約7割減となった。
 住友不動産も、出資する特別目的会社(SPC)24社を新たに連結対象に加えたことで支払い利息が増加し、業績を押し下げた。

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.408  2011/11/3~2011/11/9  Vol.2
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【読売新聞】
13  「空き家条例」続々、防犯・防災上の危険で
14  住宅評価に「液状化」追加へ
15  省エネ住宅19日から販売…トヨタホーム

【日経産業新聞】
16  三協・立山、来年12月に3事業会社統合 HDは解散
17  LIXIL、新タイプのビル外壁材
18  スタイリッシュ VS. 開放感、同じマンションで2つの顔 伊藤忠都市開発
19  LIXIL、リフォーム会社紹介サイトを全国展開 来春までに
20  大林組、高層マンションの外壁タイルをロボットで検査 表面打診し音分析
21 トヨタホーム、価格抑えたスマートハウス
22 東ガス、停電時でも運転する家庭用燃料電池 蓄電池組み合わせ
23  JXエネ、スマートハウス実証 福岡で西部ガス系と

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13  「空き家条例」続々、防犯・防災上の危険で  2011/11/7 読売新聞
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 空き家の適切な管理を所有者に義務付け、撤去規定も盛り込んだ「空き家条例」が、埼玉県所沢市など9自治体で制定されたことが読売新聞の調査でわかった。
 管理不十分な空き家には不審者の出入りや放火など防犯上の問題のほか、災害時の危険もある。国が抜本的な対処方針を示さない中、条例制定の動きはさらに広まりそうだ。
 総務省の2008年の調査によると、賃貸住宅の空室や別荘なども含む全国の空き家は約757万戸。08年までの10年間に約180万戸増えた。背景には核家族化や少子化、山間部の過疎化などがあるという。
 建築基準法により、自治体は著しく危険な建物の撤去を所有者に命令できるが、具体的手続きの規定はない。国土交通省は「自治体が実効的に対応できる方策が必要だ」として10年度に調査を予定していたが、事業仕分けで予算計上が見送られたままだ。

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14  住宅評価に「液状化」追加へ  2011/11/4 読売新聞
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地盤改良など調査…国交省方針
 国土交通省は、住宅の耐震性や防犯対策などを民間の調査機関などが評価する「住宅性能表示制度」に、液状化対策を新たな評価項目に加える方針を決めた。
 震災で住宅の液状化被害が相次いだことを踏まえたもので、消費者庁とも協議し、来年度にも制度を改正する。
 評価項目に新たに加える液状化については、〈1〉液状化が起きる可能性〈2〉地盤を固くする改良が行われているか〈3〉固い地盤にまでくいを打ち込んでいるか――などを調べる見込み。具体的な表示方法は今後検討する。
 同制度は、外見や間取り図などからは分かりにくい住宅の性能を耐震や耐火、高齢者等への配慮など10項目に分けて等級や数値で評価するもので2000年から始まった。
 対象は戸建てとマンションなどの集合住宅。主に住宅メーカーが、設計や施工の段階で、国が指定する調査機関(全国約100)に評価を依頼。耐震性は1~3、省エネ対策は1~4の等級で示すなどしている。
 調査結果は、調査機関が評価書にまとめ、住宅の購入希望者らが参考にしている。昨年度は、新築住宅の約24%にあたる約20万戸で表示制度が利用された。
 国土交通省によると、東日本大震災では、関東地方1都6県の96市区町村で液状化が発生した。同省の担当者は、「震災後、住宅の購入希望者が液状化を不安視する傾向にある。適正な評価が購入希望者の安心感につながれば」としている。

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15  省エネ住宅19日から販売…トヨタホーム  2011/11/4 読売新聞
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 トヨタホームは2日、トヨタ自動車が来年発売するプラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)と連動した省エネルギー型住宅「スマートハウス」を19日から全国販売すると正式発表した。
 価格は、標準的な2階建てタイプ(125平方メートル)で2263万円(税抜き、土地代別)。太陽光発電パネル(出力3キロ・ワット)や車への充電器を標準で装備する一方、壁などの部材を見直し、同社の従来の住宅とほぼ同じ価格帯に抑えた。家庭用蓄電池(185万円)は別売り。

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16  三協・立山、来年12月に3事業会社統合 HDは解散  2011/11/9 日経産業新聞
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 【富山】三協・立山ホールディングス(HD)は8日、2012年12月に全額出資の建材子会社である三協立山アルミと合併すると発表した。これにより三協・立山HDは上場廃止となり、替わって三協立山アルミが再上場する。これに先立ち非建材分野など2子会社を吸収し、金属成型などグループ共通の技術を共有するなど、経営資源を効率的に利用できる体制を整える。
 12年12月1日付で三協・立山HDと三協立山アルミが合併、三協立山アルミが存続会社となる。三協・立山HDは11月末で上場廃止となり、合併を機に解散。三協立山アルミが改めて上場する。合併による連結業績への影響はないとしている。

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17  LIXIL、新タイプのビル外壁材  2011/11/9 日経産業新聞
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 住生活グループのLIXILは中高層用ビルの外壁材「RX―60」を14日から発売する。意匠性にこだわったトステムブランドの「EX―II」と部品点数を抑えた新日軽ブランドの「RMi」の技術を融合させた。単板ガラスから断熱性の高い複層ガラスまで対応できる。新築ビル向けに売り込み、3年後に年間10億円の売上高を目指す。
 新製品は「カーテンウオール」と呼ばれるビル外壁材で、断熱性の高い複層ガラスをはめ込める強度を持つ「EX―II」の設計を採用。「RMi」の部品点数・製造工程を減らす技術により、サッシ部分の重量をEX―IIに比べ15%抑えた。

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18  スタイリッシュ VS. 開放感、同じマンションで2つの顔 伊藤忠都市開発 2011/11/9 日経産業新聞
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 伊藤忠都市開発(東京・港)は東京都世田谷区で、建物の東側から見た場合と西側から見た場合で外観が異なるマンションの販売を始めた。幹線道路である環状8号に面する東側はホテルのようなスタイリッシュな外観を採用。住宅街に面した西側はガラスの多用などで透明感や開放感を演出するなど立地環境を踏まえたデザインを採用した。
 対象物件は「クレヴィア世田谷砧」(東京・世田谷、地上10階建て、総戸数38戸)。ファミリー層などをターゲットにしており、1戸価格の目安は3LDKタイプで4000万円台後半。12年3月下旬にも完成する。

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19  LIXIL、リフォーム会社紹介サイトを全国展開 来春までに  2011/11/8 日経産業新聞
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 住生活グループのLIXILはリフォーム会社の紹介サイト「リフォームコンタクト」の対象地域を2012年3月までに全国に拡大する。各地域のリフォーム施工会社の紹介や事例を公開する同サイトは5月にリニューアルオープンし、10月末に北海道(札幌エリア)、栃木、岡山、広島に対象地域を拡大、現在、29都道府県でのリフォーム案件に対応している。
 同サイトではキッチンや浴室など希望するリフォームをオンラインで相談し、見積額を把握できる。加盟店に消費者の個人情報を通知せずに相談することも可能。加盟店を選びやすいよう加盟店の会社情報に加えて、施工を手掛けた施主の意見に基づいた加盟店の評価も公開している。

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20  大林組、高層マンションの外壁タイルをロボットで検査 表面打診し音分析 2011/11/7 日経産業新聞
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 大林組は4日、高層マンションのバルコニーをつかんで壁面を移動しながら、外壁タイルの検査をするロボット「スカイクライマー」を開発したと発表した。仮設ゴンドラに乗った検査担当者がタイルを打診する従来手法はマンション住人からプライバシーへの配慮を求められる場合が多いため、ロボットを使った無人の検査システムを実用化する。
 ロボットはガイドレールの軌道に沿って壁面を上下移動する。タイル表面を打診し、音を分析することでタイルが浮き上がって剥落する危険性を自動的に判断できる。カメラを内蔵しているため、タイルだけでなく、金属部のさびなども画像によって検査可能。収集したデータを活用して自動的に検査報告書をまとめる機能があるため、有人による検査と比べ、検査期間は2割以上短縮できるという。

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21  トヨタホーム、価格抑えたスマートハウス  2011/11/4 日経産業新聞
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 【名古屋】トヨタホームは2日、家庭で最適な電力利用を目指す「スマートハウス」を19日から販売すると発表した。制御機器や充電器など必要なシステムを標準装備する一方、価格は同社製品の平均並みに抑え、普及を後押しする。トヨタ自動車が2012年1月に発売するプラグインハイブリッド車(PHV)と連携し、家とクルマの間で電力を効率的にやり取りする。
 価格は延べ床面積約125平方メートルの売れ筋で2263万円。電力消費量を制御する「HEMS(家庭用エネルギー管理システム)」のほか、太陽光発電、クルマの充電器、給湯器などをセットで販売する。無駄な機能を省き、値段を下げたという。蓄電池はオプション設定にした。

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22  東ガス、停電時でも運転する家庭用燃料電池 蓄電池組み合わせ  2011/11/4 日経産業新聞
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 東京ガスは蓄電池を使うことで停電時でも運転を止めない家庭用燃料電池システムを開発したと発表した。現行の家庭用燃料電池「エネファーム」は系統電力の電圧などを基準に発電する設計になっているため、東日本大震災時には電力会社の計画停電などにより問題が生じた。蓄電池を組み合わせることで単独での継続運転が可能となる。
 来年2月に外付けの蓄電池として発売する。新品のエネファームと組み合わせた実勢価格は約300万円(国からの燃料電池の購入補助を使った場合)。既設のエネファームにも後付けできる。

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23  JXエネ、スマートハウス実証 福岡で西部ガス系と  2011/11/4 日経産業新聞
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 JX日鉱日石エネルギーは西部ガス子会社などと組み、福岡県でエネルギー需給を最適化する次世代型住宅「スマートハウス」の実証を始めると発表した。燃料電池と太陽電池、蓄電池をつなぎ、停電で系統電力が途絶えた際にも単独で発電を続けられるようにする。
 JXエネルギーが西部ガスエネルギー(同県粕屋町)と共同で整備した燃料電池システムの実験場「福岡水素タウン」(同県糸島市)内の戸建て住宅で実施する。8日から一般公開する。

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.407  2011/10/27~2011/11/2

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.407  2011/10/27~2011/11/2  Vol.1
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【日本経済新聞】
1  スカイツリー特需、分譲マンション周辺に続々
2  被災地の路線価、最大8割下落 震災が影響 国税庁が「調整率」公表
3  9月の住宅着工戸数、半年ぶり減少
4  断熱材で省エネ義務付け 国交省がまとめ案
5  関電、オール電化の節電術 契約83万世帯に冊子
6  天竜材9割の注文住宅を発売 遠州鉄道
7  「リフォーム博」東京で30日まで
8  住生活G、タイ洪水で子会社工場の操業停止
9  オール電化住宅、50万戸超す 中国地方
10  自家発電や備蓄… 中部の新築マンション、震災対応競う

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1  スカイツリー特需、分譲マンション周辺に続々  2011/11/2 日本経済新聞
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街の将来性や利便性を評価
 2012年5月に開業する東京スカイツリー(東京・墨田)の周辺で、不動産会社が相次ぎ分譲マンションを売り出した。スカイツリーまで歩いて行ける距離や窓から見えるなどをうたい文句に売れ行きは好調。東京の新名所の完成が近づくにつれ周辺地域への注目が集まり、各社が開発を積極化している。
 全長634メートルの塔がそびえ立つ。スカイツリーから徒歩4分の場所にあるのが住友不動産が7月に発売した「シティハウス業平橋ステーションコート」だ。
 価格は2LDKで4000万円台前半からと周辺の物件に比べてやや高め。35戸のうち窓からスカイツリーを見られるのは一部だけで、大部分はベランダから顔を出さないと見えないが、第1期の販売分はほぼ売り切れた。「スカイツリーの中に多くの商業施設が入る利便性や、周辺の道路整備が進むなど街の将来性を評価し購入する人が多い」(広報部)という。
 同社はスカイツリーから約1.5キロ南のJR錦糸町駅前でも丸紅、大京と総戸数279戸のマンションを建設。11月下旬から2LDKを最低3490万円で販売する。
 不動産会社のナイス(横浜市)はスカイツリーから約4キロの場所に9階建てのマンション「ナイスブライトピア北千住」(73戸)を建設。8月上旬から売り出した1期分の33戸は完売した。売り出しが好調なことから近く23戸の販売を始める。「幅広い年齢に人気がある」(同社)という。
 約10キロメートル離れた場所では東武鉄道がスカイツリーを看板にしたマンションを開発した。東武伊勢崎線の西新井駅徒歩5分の距離に建てた大型分譲マンション「リライズガーデン西新井」(738戸)は、一部の部屋からスカイツリーを眺められる。施設内には託児所も用意した。
 価格は3500万~4700万円程度。2008年春に発売し、約9割が完売した。スカイツリー近隣でのマンション開発も検討中だ。
 戸建て住宅を販売する企業もある。ポラスグループ(埼玉県越谷市)は、スカイツリーから1キロ圏内に新築分譲住宅を6棟を建てた。2階建ての2棟(延べ床面積約90平方メートル)の屋根の一部分には東京スカイツリーが一望できるテラスを設置。3階建ての4棟もバルコニーを設けている。価格は5000万~6000万円程度。8月に販売し4棟は完売した。
 同グループは「東京スカイツリーの効果で東京東部の住宅のニーズは一段と増す」と判断。12年に墨田、江東区などで100棟以上の戸建て住宅を販売する計画。
 みずほ証券の石沢卓志チーフ不動産アナリストも「スカイツリーができたことにより、意外と都心から近いメリットが見直された。今後も優良物件が開発される可能性がある」とみている。

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2  被災地の路線価、最大8割下落 震災が影響 国税庁が「調整率」公表  2011/11/1 日本経済新聞
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 国税庁は1日、相続税や贈与税の算定基準となる路線価に、東日本大震災の影響を反映させるために算定した「調整率」を発表した。宮城県女川町の一部は地価が8割下落したとする「0.2倍」とされ、対象の被災10県で最大の引き下げ幅。福島第1原発事故の警戒区域などは「評価が困難」として0倍とし、土地にかかる相続税などを免除する。
 震災の影響を加味した地価の公的な評価は、9月に国土交通省が公表した基準地価(7月1日時点)に続き2例目。調整率は、地震後に最も下落した時点の地価が、7月発表の路線価(1月1日時点)の何割に当たるかを示したもので、復旧・復興の進捗状況は反映していない。
 対象の6万5千平方キロメートルのうち、一部で下落幅が大きかった主な市町村は▽0.2倍=女川町▽0.25倍=宮城県南三陸町など▽0.3倍=岩手県陸前高田市、仙台市、宮城県石巻市、福島県いわき市など。千葉県浦安市の一部は「液状化のイメージダウンが大きい」として0.6倍とした。
 原発事故に伴い政府が指定した警戒区域、計画的避難区域、旧緊急時避難準備区域では、「土地売買の実例がなく理論的な評価も難しい」(同庁)ことから、調整率を0倍に設定。土地にかかる相続税と贈与税を免除する。
 調整率の対象地域は青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、千葉各県の全域と、新潟、長野、埼玉各県の一部。

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3  9月の住宅着工戸数、半年ぶり減少  2011/10/31 日本経済新聞
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 国土交通省が31日発表した9月の新設住宅着工戸数は前年同月比10.8%減の6万4206戸だった。減少は東日本大震災の発生した3月以来、6カ月ぶり。住宅エコポイントの終了や円高などで景気の下振れ懸念が高まっていることが響いた。今後の見通しについては「雇用や所得の環境が改善せず、先行きは不透明」(国交省)とした。
 大震災で先送りしていた着工の再開が一段落した。地域別では、首都圏(15.4%減)中部圏(15.3%減)近畿圏(7.1%減)となり、軒並み減少した。4~9月期の累計は前年同期比6.1%増の43万2760戸。調査開始の1965年1月以降4番目の低水準だった。

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4  断熱材で省エネ義務付け 国交省がまとめ案  2011/10/31 日本経済新聞
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 国土交通省は31日、経済産業省など関係各省と建築物の省エネ化に向けた会議を開き、中間まとめ案を提出した。建築業者がすべての建築物を新築する際に、断熱材の使用など省エネ基準を満たすことを2020年までに義務付けることを明記した。二酸化炭素(CO2)など温暖化ガスの排出抑制につなげる狙いがある。
 中間まとめ案には、「エネルギー消費量が顕著に増加しており、省エネ対策が急務だ」と明記。建築物の省エネ義務化に向けて、中小企業に断熱材の施工技術の取得を支援することを盛りこんだ。20年までに標準的な新築住宅で、太陽電池などでつくる余剰エネルギーと、電力会社などから買うエネルギー量がほぼ同じになるようにする目標も掲げた。

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5  関電、オール電化の節電術 契約83万世帯に冊子  2011/10/29 日本経済新聞
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 関西電力はオール電化のほぼすべての契約家庭(83万世帯)を対象に、節電ノウハウをまとめた冊子の配布を始めた。約20ページにわたり、風呂の湯温維持の方法などを細かく説明している。同社がこうした節電冊子を直接配るのは初めて。今冬の電力不足回避には家庭の節電が不可欠で、冊子を役立ててもらう考えだ。
 冊子は「保存版 でんきのくらしガイドブック」。住宅向けオール電化契約である「はぴeタイム」と「はぴeプラン」の全世帯に郵送する。
 冊子では、風呂の湯温維持には自動保温より「高温足し湯」のほうが効率的であることや、最新機種の冷蔵庫の消費電力量は2000年型より6割少ないことなどを紹介。停電になった場合の電気給湯器の使い方なども盛り込んだ。
 政府は今冬、前シーズン比10%以上の節電を要請する方針。暖房を使う冬は消費電力に占める家庭の割合が夏より高いため、家庭の節電が重要になる。オール電化の家庭は一般に比べて電力への依存度が高く、節電に対する関心や停電の不安が大きいという。
 関電はオール電化以外のすべての契約世帯に対しても、節電方法などをチラシやCMで説明する。

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6  天竜材9割の注文住宅を発売 遠州鉄道  2011/10/28 日本経済新聞
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 遠州鉄道(浜松市)は29日、浜松市天竜区のスギやヒノキなど天竜材の使用量を従来の1.5倍以上に増やした注文住宅を発売する。29種類のモデルプランを設定して工期を短縮するほか、木材の大量仕入れでコストを削減。坪単価50万円台と一般の住宅並みに抑えた。輸入木材に比べて質感の高い国産材を好む消費者らに売り込む。
 発売する「木葉香(きばこ)」は柱やはりなど構造材がみえる設計など、天竜材を前面に出す家づくりにした。床には圧縮したスギ板を使う。天竜材は木材使用量の95%以上を占め、従来(56~60%)の1.5倍以上に増える。天竜材の使用を促す静岡県や浜松市の補助制度の対象となる。

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7  「リフォーム博」東京で30日まで  2011/10/28 日本経済新聞
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 住宅リフォームの最新情報を比較・検討できる「日経住まいのリフォーム博2011」(主催・日本経済新聞社)が28日、東京都江東区の国際展示場「東京ビッグサイト」で開幕した。今年で7回目。リフォーム会社や住設機器メーカーなど98社・団体が新製品やサービスを紹介する。
 30日までの3日間で4万人の来場を見込む。東日本大震災で需要が高まっている耐震補強や省エネ住宅に改修するリフォーム事例などを展示する。各社は予算などについて相談できるブースも設けている。

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8  住生活G、タイ洪水で子会社工場の操業停止  2011/10/28 日本経済新聞
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 住生活グループは28日、タイ洪水被害の影響で、傘下のLIXILの現地生産子会社工場を18日から操業停止していると発表した。パトゥムタニ県ナワナコン工業団地内の工場で、現在冠水状態にあり工場内への立ち入りができないため、被害の詳細は確認できていないという。操業再開時期は未定。
 工場ではLIXIL向けに住宅用サッシなどを製造。2~3カ月分以上の在庫を備えているほか、操業停止が長引いた場合でも、日本国内の他工場で代替生産できる体制を整えているといい「LIXILから取引先への出荷には影響ない」(同社)という。
 業績への影響については未定とし、「重要な変化が見込まれると判断された場合には速やかに知らせる」とする。

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9  オール電化住宅、50万戸超す 中国地方  2011/10/28 日本経済新聞
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 中国電力は27日、給湯や厨房を電化したオール電化の中国地方の住宅が9月末に累計50万戸を超え、50万2000戸になったと発表した。世帯普及率は15.8%。今年4~9月の半年間で2万2000戸増加した。東日本大震災後、中国電はオール電化のPR活動を自粛しているが、今のところ伸び率に顕著な変化は出ていないようだ。
 40万戸から10万戸増加するのに要した期間は1年11カ月で、30万戸から10万戸増加するのに要した期間(1年10カ月)とほぼ同じペースを維持している。同社では「省エネ性や安全性、経済性などが評価されている」と分析している。

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10  自家発電や備蓄… 中部の新築マンション、震災対応競う  2011/10/28 日本経済新聞
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 東日本大震災を受け、中部地方のデベロッパー各社の間で新規マンションの設備や備蓄を見直す動きが出始めた。災害時に重要な住民同士の連携に注目して共用空間の場所を変更したり、常備する防災用品を大幅に増やしたりしている。中部は東海・東南海地震が想定される地域だけに購入希望者の関心は高く、建物の耐震性以外にも力を入れている。
 矢作地所と野村不動産、トヨタホームが共同開発し、11月下旬から発売予定の「ラグナヒルズ」(名古屋市千種区、300戸)は、震災前に作製した設計を一部変更。当初は設置計画のなかったコンビニエンスストア型の店舗をマンション敷地内に導入した。
 住民の利便性向上だけでなく、「非常時に備蓄品倉庫の役割にする」(矢作地所)のが狙いだ。マンション管理会社の矢作葵ビル(名古屋市)が運営し、飲料や日用品などを販売する計画だ。
 同マンションでは、住民らが利用できるカフェテリアを建物奥側からマンションのエントランス部分に変更。「住民同士の日常のつながりが緊急の防災対応に生きることがわかった」(同)といい、住民同士が顔を合わせる機会が増えるよう工夫した。
 「ライオンズマンション」などを展開する大京は、10月以降に着工した10階建て以上の全国のマンションすべてに自家発電装置を備えることを決めた。災害時の停電に備えるためで、すべての物件に一律に設置を決めるのは珍しい。愛知県内では、近く名古屋市東区で着工予定のマンションから設置を始め、来春にかけてさらに2物件でも設置を予定している。
 このほか7月以降に着工した全マンションで防災備蓄品を拡充。ラジオやガスボンベ、ブルーシートや布テープなどを新たに加え、従来入居時に備え付けていた簡易トイレなどの防災用品を2品から10品に増やした。9月に着工した東海市や名古屋市港区のマンションに適用されている。
 三交不動産(津市)などが手掛ける「岡崎グリーンゲートレジデンス」(愛知県岡崎市、総戸数623戸)も防災備蓄品を充実させた。手動式の携帯充電器などの備蓄品を新たに加えたほか、ポリタンクなどの設置個数も増やした。「防災への消費者のニーズは高まっている。実際の震災で何が必要かが具体的にわかった」(同社)という。

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.407  2011/10/27~2011/11/2  Vol.2
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【朝日新聞】
11  9月の住宅着工戸数、10%減 エコポイント終了が影響
12  仮設住宅用地、進まぬ確保 状況把握19都県のみ
13  被災者に無償提供の県営住宅、入居期間を延長

【読売新聞】
14  夏より厳しい冬の節電…綱渡りの電力需給
15  被災地路線価、調整率最大8割減…原発周辺0円
16  建物模型で耐震化啓発…富山
17  世界都市ランキング、東京4位・大阪15位

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11  9月の住宅着工戸数、10%減 エコポイント終了が影響  2011/10/31 朝日新聞
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 9月の新設住宅着工戸数は6万4206戸で、前年同月より10.8%減った。下げ幅が2ケタとなったのは2009年12月(15.7%減)以来。住宅エコポイントが今年7月末の着工分で締め切られたことなどが響いた。国土交通省が31日発表した。
 分野別では持ち家が9.7%減の2万4978戸、貸家は18.2%減の1万9395戸、マンションなど分譲住宅は7.7%減の1万8524戸だった。

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12  仮設住宅用地、進まぬ確保 状況把握19都県のみ  2011/10/31 朝日新聞
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 大規模災害で必要になる仮設住宅の建設用地を市区町村がどれだけ確保できているか。朝日新聞社が47都道府県に聴いたところ、把握できているのは19都県にとどまり、2県を除いて想定される被害戸数を大幅に下回った。23道府県は全く把握もできていなかった。仮設住宅は市区町村が土地を確保し、都道府県が建築する。未把握の地域では一から用地確保を迫られる恐れがある。
 東日本大震災では用地確保が難航し、避難所暮らしが長期化。国土交通省が各都道府県に把握を要請していた。
 10月中旬に47都道府県に、各市区町村の確保状況などを尋ねた。
 ほぼ全市区町村の用地を把握できていたのは19都県。うち各都県が想定する最悪の災害で全壊、焼失する戸数分を確保できているのは岐阜県と鹿児島県だけだった。福島県は震災前の想定では確保できていた。

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13  被災者に無償提供の県営住宅、入居期間を延長  2011/10/27 朝日新聞
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 愛知県は、東日本大震災の避難者に無償提供している県営住宅について、これまで最長1年としてきた入居期間を延ばすと決めた。福島第一原発の事故の影響で、避難者が期間内に帰郷の可否を決めるのは難しいと判断した。具体的な延長幅は事故の収束状況などを見極めながら決める。
 愛知県が被災者向けに県営住宅の無償提供を始めたのは3月18日。今月20日現在、121世帯が利用し、同県に避難している507世帯のほぼ4分の1を占めている。
 県は11月から、民間の賃貸住宅を借り上げて応急仮設住宅として提供する制度も始める。この制度は国が入居期間を2年としており、県には「県営は1年のままなのか」との問い合わせが多く寄せられていた。

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14  夏より厳しい冬の節電…綱渡りの電力需給  2011/11/2 読売新聞
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 12月19日以降の平日に、関西電力管内では昨冬比で10%以上、九州電力管内では5%以上の節電を求めた。期間は関電管内が来年3月23日、九電管内が同2月3日までで、強制力を伴う電力使用制限令の発動や計画停電は予定しないが、原子力発電所の再稼働が難しい中で、当面の電力需給は綱渡りの状態が続く。
 原発がない沖縄を除く電力会社管内では12月1日~来年3月末の平日を対象に、数値目標を示さず節電を求める。電力需要に対する供給力を示す電力需給見通しは、東北電管内が12月に5・3%、九電管内が来年1月に2・2%、関電管内が来年2月に9・5%それぞれ不足する。自主的な節電のほか、東北電は、東電からの融通でまかなう。
 ただ、冬の需給対策は夏場より難しい。冷房需要で午後2時台にピークを迎える夏に比べて、冬は暖房の使用が途切れない。夜間の余剰電力で水をダムにくみ上げ、昼間に発電する揚水発電も夏と違って、「冬場は難しい」(電力会社)ため、供給も制約される。

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15  被災地路線価、調整率最大8割減…原発周辺0円  2011/11/1 読売新聞
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 国税庁は1日、相続税や贈与税の算定基準となる2011年分(1月1日時点)の路線価に、東日本大震災直後の地価下落を反映させる調整率(倍率)を発表した。
 津波で甚大な被害が出た岩手、宮城、福島の3県沿岸部で震災前より8~7割下落した地域があったほか、東京電力福島第一原子力発電所の周辺地域は判定を見送り、0円で税務申告できるようにした。調整率の導入は1995年の阪神大震災以来2例目。
 対象地域は青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、千葉の各県全域と、埼玉県加須市(一部)、久喜市、新潟県十日町市、津南町、長野県栄村。全国の面積の17・1%(計約6万5000平方キロ・メートル)にあたる。今年6月からの現地調査で、建物倒壊や鉄道の不通、人口減などによる影響について、約1万6900か所の宅地などの状況を調べた。
 最も低かったのは、人口に占める犠牲者の割合が高かった宮城県女川町の一部の0・2倍。東松島市、南三陸町、山元町の一部でも0・25倍となった。また、岩手、福島県の沿岸部でも0・3倍になる地域が相次いだ。液状化現象が起きた千葉県浦安市は、一部で0・6倍。
 第一原発周辺の警戒区域と計画的避難区域、緊急時避難準備区域(9月30日解除)については、放射性物質などの影響を算定できないとして、調整率の設定を見送り、税務申告の際、路線価の欄に「0円」と記せるようにした。国税庁は「土地の価値を0円と判断したわけではない」としている。

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16  建物模型で耐震化啓発…富山  2011/11/1 読売新聞
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 東日本大震災で多くの木造住宅が倒壊したことを受け、富山県は、耐震化の必要性や県の補助制度などを普及啓発するため、11月から木造住宅振動実験教材「ぶるるくん」を使った説明会を県内各地で開く。
 ぶるるくんは、名古屋大学が2000年に開発した高さ約1メートルの建物模型。柱の間に筋交いが少なく、補強されていない家の模型と、筋交いが多い模型を二つ並べて台車に乗せる。筋交いの少ない模型は、人が台車を揺らすとあっという間に倒壊するため、視覚的に耐震工事の重要性が訴えられるという。
 また、県が費用の9割を負担する「木造住宅耐震診断支援事業」の利用も呼びかける。対象は〈1〉木造一戸建てで2階建て以下〈2〉現在の耐震基準に見直された1981年5月31日以前に着工、建設〈3〉在来軸組工法――のすべての条件を満たすもの。通常、1軒あたり約5万~7万円かかる利用者負担を、2000~6000円で済むように補助する。
 県建築住宅課によると、県内の住宅数は約36万8800戸(2008年)で、耐震化率は68%。県は21年度までに85%まで向上させる計画。説明会と合わせ、耐震化についての啓発用チラシを11月中に県内全戸に配布する予定だ。

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17  世界都市ランキング、東京4位・大阪15位  2011/10/27 読売新聞
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 森記念財団の都市戦略研究所が発表した世界主要35都市の2011年版「総合力ランキング」で、東京は昨年と同じ総合4位となった。
 1位はニューヨーク、2位はロンドン、3位はパリで、上位に変動はなかった。
 ランキングは、都市のビジネス環境や食事の魅力、安全・安心など6分野69項目の指標を点数化して集計した。東日本大震災の影響は加味しなかった。
 分野別では、東京は「経済」が1位、「研究・開発」が2位となったが、緑化や二酸化炭素(CO2)排出量などを指標とする「環境」は6位と低い評価にとどまった。
 総合順位では、ソウルや香港、北京などアジアが順位を伸ばし、大阪も昨年の18位から15位に上昇した。

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.407  2011/10/27~2011/11/2  Vol.3
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【日経産業新聞】
18  LIXIL、アパマンとリフォーム提携
19  三協立山、戸建て車庫用シャッターゲート
20  大京、今期マンション引き渡し 520戸上乗せ
21  板硝子、リフォーム需要にらみ複層ガラスを拡販 高機能で廉価版
22  不動産3社、マンション引き渡し戸数 2社は今期上振れも
23  TOTOなど4社、共同で石巻に住設機器展示場
24  災害に備え近所付き合い、首都圏在住の5割「必要だができず」長谷工系調査
25  東急コミュニティー、マンション管理44万戸目標 14年3月期めど
26  住宅景況感プラス維持、7~9月 復興需要が寄与
27  LIXIL、米に展示拠点 高機能トイレなど市場開拓
28  住友不、マンション総合展示場 都内5カ所に
29  オール電化住宅普及率、20年度に2倍の19%に 民間予測
30  パナ電工と三協立山、省エネ建材を共同開発 内貼り断熱パネルなど
31  三井不、エネルギー管理型マンション

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18  LIXIL、アパマンとリフォーム提携  2011/11/2 日経産業新聞
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 住生活グループのLIXILとアパマンショップホールディングスは1日、賃貸住宅のリフォーム分野での業務提携で基本合意したと発表した。LIXILはアパマンショップが保有する約58万戸の賃貸物件向けにリフォームを提案。節水型トイレや高断熱ドアなどで価値を高めたい所有者などに売り込み、リフォーム市場を開拓する。
 12月末をめどに業務提携の契約を締結する。あらゆる住設機器を扱うLIXILは商材の一括納入により、施工費を抑えられる利点を顧客に訴えて需要を取り込む。

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19  三協立山、戸建て車庫用シャッターゲート  2011/11/2 日経産業新聞
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 並列入庫4台までOK、リフォームに的
 三協立山アルミは戸建て住宅の車庫の防犯性を高められるシャッターゲート「パレオ」で、4台の駐車まで対応できるタイプを発売した。プライバシーを守る全面目隠しタイプや、目隠し機能と通風・採光性を併せ持つ半目隠しタイプなど4種類を用意。富裕層を中心に新築やリフォーム向けに売り込み、1年間で80セットの販売を目指す。
 従来は1~2台用のみ販売していたが、新製品では4台を並列して入庫できる。電動式シャッターを採用し車内からリモコンで開閉可能だ。センサーによりシャッター降下時に人物などを感知すると自動的に停止・上昇するため、安全性も確保した。

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20  大京、今期マンション引き渡し 520戸上乗せ  2011/11/2 日経産業新聞
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 大京は1日、2012年3月期通期のマンション引き渡し戸数の見通しについて、期初の計画を520戸程度上回る4170戸に引き上げたと発表した。期初段階では東日本大震災に伴う工期の遅れで530戸が来期にずれ込むとみて通期予想を3650戸としていたが、その遅れが緩和。戸数の上では遅れを今期にほぼ取り戻す。
 今期に引き渡す予定の4170戸のうちの成約率も既に9割弱に達している。マンション販売の上ぶれで1日には12年3月期の連結業績予想も上方修正した。営業利益は従来予想を79億円上回り、前期比57%増の214億円の見通し。

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21  板硝子、リフォーム需要にらみ複層ガラスを拡販 高機能で廉価版  2011/11/1 日経産業新聞
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 日本板硝子は2枚のガラスを組み合わせて住宅の断熱性能を高める「複層ガラス」の販売を拡大する。1日に断熱性能と薄さを両立する高機能タイプの廉価版を発売する。リフォーム向けの住宅エコポイント制度が11月21日の工事着手分から再開するのに合わせ、製品群を拡充する。
 新ブランド「クリアフィット」を立ち上げる。独自技術で2枚のガラスの間を真空にし、全体の厚さを6.2ミリメートルに抑えたという。

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22  不動産3社、マンション引き渡し戸数 2社は今期上振れも  2011/11/1 日経産業新聞
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 マンション大手が東日本大震災による工期の遅れを取り戻しつつある。資材納入などへの震災の影響が想定より緩和されたため。野村不動産ホールディングスや三菱地所の2012年3月期のマンション引き渡し計画が期初の計画より上ぶれする見通しだ。
 三菱地所は31日発表した11年4~9月期決算で、12年3月期の引き渡し計画を4700戸と期初予想のまま据え置いた。4月には1000戸が来期にずれ込むと予想していたが、加藤譲取締役常務執行役員は決算会見で「300戸ほどは取り戻せる可能性もある」との見方を示した。
 野村不動産ホールディングスも当初1500戸が来期にずれるとみていたうち500戸を今期に繰り入れた。繰り入れ分を加え、今期のマンションの引き渡し戸数を3400戸に引き上げた。
 三井不動産は同日、通期のマンション引き渡し戸数を下方修正した。新たな計画は4800戸と期初計画より200戸減り、うち100戸が工期の影響という。浅井裕史常務は「(来年3月末までの引き渡しが微妙な物件などを計画の上で)あまり無理しないようにした」と説明した。

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23  TOTOなど4社、共同で石巻に住設機器展示場  2011/10/31 日経産業新聞
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 TOTO、大建工業、YKKAP、ノーリツの4社は、宮城県石巻市に共同ショールームを11月5日に開設する。水回り製品やドア、給湯器や太陽光発電システムをまとめて展示する。ショールームの新設で顧客対応を迅速化し、商品の販売拡大につなげる考えだ。
 新たに開設するのは「石巻コラボレーションショールーム」で、面積は約240平方メートル。TOTOのトイレや浴室、大建工業の床材、YKKAPの窓や玄関ドアに加え、ノーリツの太陽光発電システムなどを展示する。

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24  災害に備え近所付き合い、首都圏在住の5割「必要だができず」長谷工系調査 2011/10/31 日経産業新聞
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 災害に備え日ごろの近所付き合いが必要だとの意識は高まったが、実際にはその理想の付き合いができていない――。長谷工コーポレーションのマンション販売子会社、長谷工アーベスト(東京・港)が首都圏在住者に実施した東日本大震災後の意識調査で、こんな実態が浮き彫りになった。今後、住民同士のコミュニケーションの向上に役立つ住宅づくりが事業者の関心となりそうだ。
 調査は、長谷工グループの物件開発などに生かそうと9月上旬にインターネットで実施。有効回答は2439人だった。

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25  東急コミュニティー、マンション管理44万戸目標 14年3月期めど  2011/10/31 日経産業新聞
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 東急不動産グループでマンション・ビル管理などを手がける東急コミュニティーは2014年3月期を最終年度とする中期経営計画をまとめた。主力のマンション管理事業で、最終年度末の管理戸数を11年3月期末の実績に比べ4万7500戸多い44万8400戸に引き上げる。
 主力事業の底上げで14年3月期の連結営業利益の目標を11年3月期比24%増の92億円に設定した。

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26  住宅景況感プラス維持、7~9月 復興需要が寄与  2011/10/28 日経産業新聞
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 住宅生産団体連合会が27日発表した住宅大手経営者の景況感調査によると、2011年7~9月期の景況判断指数(「良い」の割合から「悪い」の割合を差し引いた値)は受注戸数がプラス20、受注金額は同30となった。受注金額は7期連続してプラスだった。10~12月期の見通しは戸数が同50、金額が同47と引き続き大幅なプラスを見込んでいる。
 7~9月期は前の期と同様で東日本大震災の復興需要が全体を押し上げた。分野別では、戸建て注文住宅が戸数が同9、金額が同6とプラス幅が1桁となったが、8期連続のプラスを維持。戸建て分譲住宅は戸数・金額共に同21で、2期連続のプラスとなった。低層賃貸住宅も戸数が同18、金額が同41となり、4期連続でプラスを維持した。

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27  LIXIL、米に展示拠点 高機能トイレなど市場開拓  2011/10/28 日経産業新聞
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 住生活グループのLIXILは27日、トイレや洗面台などの水回り製品を展示するショールーム「INAX GALLERY」(ニューヨーク州)を開設したと発表した。米国でのショールームはLIXILで初めてとなる。温水洗浄便座を組み込んだトイレや除湿機能を備えたタイルなど高機能品を売り込んで、米国市場の開拓を急ぐ。
 開設したショールームはLIXIL子会社の「INAX USA」(カリフォルニア州)が運営する。同社のニューヨーク事務所に併設し、延べ床面積は289平方メートル。最高級機種の節水トイレや北米向けに仕様を変更したリフォーム用トイレも展示。北米での浸透が進んでいない温水洗浄便座「シャワートイレ」の販売拡大も目指す。

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28  住友不、マンション総合展示場 都内5カ所に  2011/10/28 日経産業新聞
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 住友不動産は29日、東京都心の5カ所に同社の首都圏のマンション情報をまとめて紹介する総合展示場を開設する。マンションの購入を考える人が、物件ごとに現地のモデルルームをひとつずつ回らなくても、販売中のマンションを比較・検討しやすいようにする。
 「総合マンションギャラリー」は新宿、渋谷、池袋、秋葉原、田町の5カ所で開業。ターミナル駅近くの住友不動産のビルなどに設ける。

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29  オール電化住宅普及率、20年度に2倍の19%に 民間予測  2011/10/27 日経産業新聞
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 オール電化住宅の普及率が2020年度には19.6%と11年度見込みの2倍に達する見込みだ。民間調査会社の富士経済(東京・中央)がこのほどまとめた調査結果で明らかにした。東日本大震災の影響でオール電化の関連機器が一時、供給不足に陥ったが、12年度には震災以前の水準に戻ると予想。ランニングコストが優れている点などが評価され普及が進むうえ、住宅用蓄電池市場も伸びるとみている。
 11年度にオール電化を導入する住宅は新築、中古を合わせて年間50.1万戸で、前年度より5万戸減少する見通し。これにより累計は485.5万戸、普及率は9.7%となる。オール電化機器が安定調達できるようになったことで普及はさらに進むとみており、20年度には年間61.8万戸と予測。累計は981.5万戸、普及率は19.6%に達するとみている。

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30  パナ電工と三協立山、省エネ建材を共同開発 内貼り断熱パネルなど  2011/10/27 日経産業新聞
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 パナソニック電工と三協立山アルミは26日、省エネルギー型建材を共同開発することで合意したと発表した。室内だけの簡易工事で設置可能な断熱パネル、給排気ユニットを搭載した窓などを開発し、2012年度中に商品化する。共同開発商品の事業規模は両社合計で100億円を見込む。東日本大震災を契機とする節電意識の高まりもあって今後、成長が見込める省エネ改修市場を狙い、商品力強化のために相互補完関係を築く。
 両社で共同開発する「内貼断熱パネル」は住宅全体を断熱改修する大規模工事を必要としないのが特徴。居間などの主要な空間だけの簡易工事で、室内の暖房費を約24%削減できるという。東日本大震災の被災地にある応急仮設住宅に新型の断熱パネルを使った改修工事を無償で施し、断熱効果などを検証する予定。天井や壁などのリフォームと同時に断熱改修を顧客に提案する方針だ。

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31  三井不、エネルギー管理型マンション  2011/10/27 日経産業新聞
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 三井不動産レジデンシャルは26日、「エネルギーマネジメントシステム」と名付けた管理手法を採用した分譲マンションを11月5日から販売すると発表した。共用部や専有居室の電気使用量を一体的に管理してエネルギー利用を最適化するのが特徴。次世代型マンションとして売り込む。
 物件は来年秋に横浜市内に完成する「パークホームズ大倉山」。総戸数177戸で、11月5日から第1期分の約100戸の販売を始める。

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.406  2011/10/20~2011/10/26

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.406  2011/10/20~2011/10/26  Vol.1
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【日本経済新聞】
1  住宅展示場にカフェ トヨタウッドとイートランド、宇都宮で
2  東急沿線、若者の集う街に 旗の台でモデル事業
3  平成建設、東京23区に初の支店 個人の高級住宅を開拓

【朝日新聞】
4  灯油復権、石油業界が期待
5  「住みたい街」V4 吉祥寺の魅力とは
6  住宅エコポイント1年延長 東北大に産業拠点

【読売新聞】
7  薪ストーブ静かな人気
8  リフォーム詐欺、手口巧妙化
9  固定資産税4000億円減収…12年度試算

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1  住宅展示場にカフェ トヨタウッドとイートランド、宇都宮で  2011/10/26 日本経済新聞
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 住宅メーカーのトヨタウッドユーホーム(宇都宮市、中津正修社長)は給食・外食事業のイートランド(同、高久和男社長)と連携し、宇都宮市内の住宅展示場の一角にカフェレストランを開業する。東日本大震災を機に「住」のみならず、「食」への関心が高まったのに注目。住宅と飲食の専門業者が組んで生活スタイルを提案する場と位置付け、新たな需要の開拓につなげる考え。
 市内の展示場「すまいるプラザ」の「マジックタウンカフェ」は11月3日に開業する。トヨタウッドが5千万円程度を投じ、店舗の企画運営はイートランドが担う。営業時間は午前10時から午後11時(水曜定休)。月800万円、年1億円程度の売り上げを目指す。

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2  東急沿線、若者の集う街に 旗の台でモデル事業  2011/10/20 日本経済新聞
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 東京急行電鉄は沿線のにぎわいを維持するため若い世代の流入を後押しする事業を本格化させる。単身者向けの賃貸マンションを建設するとともに、介護サービスの付いた高齢者向けの住宅を整備。沿線に住む高齢者が移った後に賃貸マンションに住む若い世代が住み替えることができるようにする。2012年秋までに東急線旗の台駅周辺をモデル地区にする。
 モデル事業は旗の台駅周辺の鉄道の変電所などがあった社有地や高架下を活用して実施する。ワンルーム中心の賃貸マンション、介護サービス付きの高齢者向け住宅、レンタル収納スペースを相次いで整備する。

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3  平成建設、東京23区に初の支店 個人の高級住宅を開拓  2011/10/20 日本経済新聞
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 建設会社の平成建設(沼津市、秋元久雄社長)は2013年に東京の都心部で初めて世田谷区に支店を開設するのを足がかりに、個人の高級住宅の建設・リフォーム市場に本格参入する。建設業界では職人不足が深刻化して技能伝承が難しくなっており、社員を大工などとして採用し、育成する同社の強みが生かせる分野と判断した。将来は京都にも拠点を置き、海外への売り込みも図る構想だ。
 同社は静岡県外では東京都日野市と、神奈川県厚木市など3カ所に支店・営業所を持つが、東京都心部の支店は世田谷区が初めてとなる。12年中に着工し、13年にオープンする予定だ。

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4  灯油復権、石油業界が期待  2011/10/26 朝日新聞
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石油ストーブの販売数量の推移
 電力不足が予想される冬を前に、石油業界が沸いている。石油ストーブやファンヒーターが、東日本大震災を機に電気を節約できる点が見直され、飛ぶように売れているためだ。燃料の灯油販売は減り続けてきたが、業界は「復権」の兆しに期待を寄せる。
 昭和シェル石油は11月から、独自に開発したにおいの少ない灯油「ヒートクリーン」を扱うガソリンスタンド(GS)を、これまでの3倍の全国約400店に増やす。インターネット通販のアマゾンで宅配販売も始める。
 原油でなく天然ガスからつくるため、においのもとになる硫黄分が少ない。現在はファンヒーター専用だが、ストーブでも使えるように検討中。価格は18リットル缶で4200円(配送料・税込み)と普通の灯油の2倍するが、「これまで灯油を使っていなかった人にぜひ勧めたい」(北村奈美・新規事業推進部長)という。
 JX日鉱日石エネルギーは10月中旬から、灯油を配達するGSをホームページで検索できるようにした。灯油で動く高効率の給湯器「エコフィール」を扱う店には、販売促進費を出して後押しする。
 GS経営者らでつくる全国石油商業組合連合会は、JR東日本に石油ストーブ28台を贈り、駅の待合室で使ってもらう。「電気やガスに比べ、早く暖まる灯油の良さを実感してほしい」(河本博隆副会長)。
 灯油の販売量はピークの2002年度から、10年度には3割以上減った。好調なストーブの販売に業界では「灯油の需要回復につながるのではないか」(JXエネルギーの杉森務常務)と期待が高まる。
 一方、小売り現場の石油ストーブ人気は、過熱気味だ。イオンでは10月中旬までに、昨シーズン全体の販売台数をすでに超えた。被災地を中心に、やかんなどを置いて煮炊きもできるタイプが人気という。イトーヨーカ堂も9月は前年の約10倍が売れた。
 調査会社GfKジャパンによると、家電量販店での石油ストーブの販売は、10月で昨年のピークの12月を上回る勢い。同社は「夏の扇風機販売は、在庫がなくなって息切れした。ストーブも在庫次第だ」とみる。ある百貨店大手は「既に量販店におさえられて仕入れができない」と在庫の確保に苦労している。

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5  「住みたい街」V4 吉祥寺の魅力とは  2011/10/25 朝日新聞
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首都圏の住んでみたい街
 不動産大手7社がマンション購入希望者を対象に実施した「住んでみたい街アンケート」で、吉祥寺(武蔵野市)が4年連続のトップになった。類似のアンケートでも常にトップクラスの人気を誇る吉祥寺。その魅力はどこにあるのか――。
 7社の共同ウェブサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」が、5063人から回答を得た。首都圏のランキングは「吉祥寺」がトップ、2位が「自由が丘」で、ともに4年連続。吉祥寺に住みたい理由は「日常の生活に便利」「商業施設が充実している」「交通の便がよい」「公園が多い」「飲食店が充実している」などだった。
 アンケートが始まったのは2004年から。吉祥寺は1回目が2位、2、3回目が3位、4回目が2位の後、トップを守り続けているという。

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6  住宅エコポイント1年延長 東北大に産業拠点  2011/10/21 朝日新聞
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 野田政権は21日に閣議決定する「円高への総合的対応策」に、産官学が連携した産業集積拠点を東北大学につくることや、住宅エコポイントの1年延長などを盛り込む方針を決めた。国内の需要増を促すとともに新市場に出る企業の支援策を広げ、経済の下支えにつなげたい考えだ。
 対策には、円高で利益が目減りする中小企業向けの資金繰り支援、新たな雇用につながる工場や研究施設をつくった企業への立地補助金、政府の特別会計にあるドル資金を活用して海外企業の買収を後押しする融資枠の拡大などが入る。
 東日本大震災の被災地向けには、被災者を雇った企業への奨励金積み増しに加え、住宅エコポイントでも優遇。仙台市にある東北大を中心に、半導体製品や自動車などに使われる最先端材料の研究開発を進め、円高でも海外と競争できる国内産業の創出をめざす。

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7  薪ストーブ静かな人気  2011/10/26 読売新聞
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震災が影響「豊かな節電」求め
 薪(まき)ストーブが静かな人気を集めている。東日本大震災後の石油不足や節電意識の高まりが背景にあるとみられ、設置費用と合わせて100万円前後から200万円近いものもある中、年内は工事予約がいっぱいという店もある。
 暖を取るだけでなく、湯沸かしや調理ができる利点もあり、明かり取りにも。揺らぐ炎に癒やしを求める人も少なくないようだ。
 「1台で家中が暖かくなる。暖かい明かりを見ていると、守られているような安心感もある」
 メンテナンス器具を探しに、薪ストーブ専門店「ファイヤーライフ茨城本店」(水戸市)に来ていた茨城県日立市の主婦(43)は、こう魅力を話した。2年前、新築のマイホームに設置。震災時は、停電の中、暖を取り、天板の上に鍋を置いてご飯を炊いたといい、もはや、なくてはならない存在という。ほかにも、みそ汁を作ったり、内部に肉や魚を入れて焼いたりもできる。
 同店では昨年まで、4~9月は既存の住宅の取り付け工事はほとんどなかったが、今年は同じ半年間で30台ほど売れた。設置費を含め、1台約100万~170万円、期間も2~3日かかるが、現在も、週末になると、店は年配の夫婦や親子連れでにぎわい、12月まで取り付け工事の予約はいっぱいだという。
 同店など全国25店舗を展開する「日本ファイヤーライフ」(同)の佐藤賢二社長(43)は「電気もガスも使えず、寒い、暗いといった震災時の不安から購入を考えるようになったのではないか。単なる節電ではなく、豊かに節電しようと考えている人が多い」と分析。また、薪ストーブを介したコミュニケーションという「他の暖房器具にはない魅力がある」とも。
 実際、客からは「孫がよく来るようになった」「飲み仲間が多くなった」「家族の会話が増えた」といった声が聞かれるといい、佐藤社長は「体の芯から暖まる。暮らしを楽しむアイテムの一つとしていかが」と薦めている。
 また、「カントリーログ」(桜川市)でも、販売台数は例年を2割ほど上回っているといい、設置を機に、週末に薪拾いに行くなど生活スタイルを変える人もいるという。堀中正社長(59)は「視覚的にも暖まり、炎を見ることで癒やしを感じている人も多い。エアコンにはない快適さを体験してほしい」と話している。

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8  リフォーム詐欺、手口巧妙化  2011/10/25 読売新聞
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高齢者狙い「床下にカビ」「屋根雨漏り」…
 高齢者を狙い、住宅の屋根や外壁の点検、補修を口実に不必要な工事を行って高額の費用を請求する「リフォーム詐欺」の相談が今年度上半期(4~9月)、富山県消費生活センター(富山市)に41件寄せられている。
 年間83件だった昨年度と同水準で、センターは「手口が年々、巧妙化している」と注意を呼びかけている。
 9月27日には床下のカビ処理を名目に、同県高岡市の80歳代の無職男性から77万円をだまし取ったとして詐欺容疑で男2人が逮捕された。「床下のカビ処理が必要」と偽り、改善につながらない工事を施した疑いが持たれている。
 2人はさらに約370万円をだまし取っていたとして今月18日に再逮捕されており、県警によると、被害総額は600万円に上るとみられる。
 センターによると、過去には、08年に「無料だから」と屋根を点検した男が「雨漏りする」と70歳代の男性をだまし、手抜き工事をした上で58万円を請求した例もあった。
 お年寄りが標的にされた事例では、リフォーム詐欺のほか、水源地の土地の利権や社債などを「いずれ高く買い戻す」とだまして売りつけようとする「利殖詐欺」や、「被災者のためになり、いずれ買い戻す」と県外の老人ホームの温泉利用権を買い取らせようとしたケースもあった。
 センターは今年3月、過去4年間に寄せられた詐欺に関する相談100例をまとめた冊子を作成し、注意喚起している。
 森田信子所長は「相談しない人もいるはずで、相談件数は氷山の一角。被害に遭いかけた人はもっと多いのではないか」と指摘している。

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9  固定資産税4000億円減収…12年度試算  2011/10/24 読売新聞
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下げ幅最大、土地・建物価格が下落
 総務省が、2012年度の全国の固定資産税が11年度と比べ約4000億円の減収になるとの試算をまとめたことが23日、わかった。
 減収幅は過去最大で、東日本大震災の影響や景気の伸び悩みで土地や建物などの価格が下落しているためだ。固定資産税は市町村の税収の4割以上を占めており、地方自治体の財政運営が厳しさを増すことになる。
 固定資産税は土地や建物などの所有者に課税する地方税。資産の評価額に一定の税率を掛けて税額を算出する。
 総務省は11年度の固定資産税の税収を約8兆9000億円と見込む。試算によると、12年度は約8兆5000億円に減る見通しだ。特定の区域内で固定資産税と同じように土地や建物に課税する都市計画税も約1000億円の減収が見込まれると試算した。
 住宅やビルなどを新たに建てる動きが鈍いことや、物価の下落で建設用資材などの価格が下がり、建物の評価額が落ち込む見通しとなったことなどが要因とみられる。
 全国の市町村の税収全体(09年度決算ベース)のうち、固定資産税収は43%を占める。政令指定都市や東京23区では39%だったが、町村では52%に上った。
 固定資産税を算出するもとになる資産の評価替えは3年に1度行われ、12年度が評価替えの年にあたる。国の財政状況も悪化しており、12年度予算編成で減収分の帳尻をどう合わせるかが焦点となる。

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.406  2011/10/20~2011/10/26  Vol.2
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【読売新聞】
10  建築・インテリアに秀作
11  津波危険地域、新法で知事に住宅建築禁止権限も
12  重要文化財の土地転売が判明、初の指定解除答申
13  10万世帯に太陽光発電パネル…福島県構想

【日経産業新聞】
14  トーヨーキッチン、欧州の住設機器・家具専門店
15  旭化成ホームズ、3階に広々とした庭のある家
16  博報堂と早大、中小都市向けのスマートシティ構想研究
17  住宅エコポイント再開へ 住設機器各社、対応に着手
18  大京「ライオンズマンション」、ライオン像のデザイン統一
19  オール電化関連、原価反映「適切」電事連会長が主張
20  横浜プリンス跡地にマンション 東京建物など、本体の工事に着手
21  コンクリひび割れ3分の1に 日本触媒など、施工費も半分に

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10  建築・インテリアに秀作  2011/10/24 読売新聞
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親日家のフランス女性「ペリアン展」神奈川・鎌倉で開幕
 20世紀の建築とデザインに大きな影響をもたらしたシャルロット・ペリアンの功績と日本人との交流を伝える「シャルロット・ペリアンと日本」展(読売新聞社など主催)が22日、神奈川県鎌倉市雪ノ下の県立近代美術館鎌倉で始まった。
 インテリア作品や図面、日本訪問時の写真、書簡など約500点を展示。訪れた人はモダンなデザインに見入っていた。
 フランス人女性のシャルロット・ペリアン(1903~99年)は、20世紀モダニズム建築の巨匠ルコルビュジエらとの共同作業を経て、建築とインテリアに優れた作品を残した。親日家としても知られ、戦前戦後の来日経験をもとに、多くの名作を生み出した。
 開会レセプションには、ペリアンの長女ペルネット・ペリアン=バルサックさん(67)、ペリアン研究美術史家ジャック・バルサックさん(59)夫妻が出席。ペルネットさんは「ペリアンの果たした大きな役割を再発見してほしい」とあいさつした。
 同展は2012年1月9日まで。休館日や入館料など、問い合わせは同館(0467・22・5000)。

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11  津波危険地域、新法で知事に住宅建築禁止権限も  2011/10/22 読売新聞
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 津波に強いまちづくりを地方自治体が進めやすくするため、政府が今国会に提出する新法「津波防災地域づくり法案」(仮称)の全容が21日、明らかになった。
 臨海部での警戒・避難体制の整備に関し、首長に強い権限を持たせるのが柱で、地域の事情に即した津波対策を進める狙いがある。
 法案では、「津波災害警戒区域」を新設し、知事は、津波からの警戒・避難体制の整備が必要だと判断した地域をこれに指定できるとしている。
 津波による浸水被害の可能性が特に高いと予想される危険地域を「津波災害特別警戒区域」に指定し、住民や業者が住宅などを建築しないよう、知事が区域内で開発・建築行為を制限できるとした。自力避難が難しい病人や高齢者を守るため、病院や社会福祉施設などの床の高さについて、予想される津波の高さ以上にするよう事業者に求めるとした。

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12  重要文化財の土地転売が判明、初の指定解除答申  2011/10/22 読売新聞
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 文化審議会は21日、日本画家・山元春挙(しゅんきょ)の別荘として大正時代に建てられた重要文化財の「蘆花浅水荘(ろかせんすいそう)」(大津市)のうち、土地の一部が昨年9月に転売され、住宅が建設されたことが判明したため、該当部分の指定を解除するよう答申した。
 重要文化財の土地の指定解除は初めて。
 文化庁によると、蘆花浅水荘は1994年、建物とともに土地もあわせて重要文化財に指定された。解除が答申された土地は建物裏側の空き地だったため、所有者が文化財と認識せずに売却したという。すでに住宅は完成しており、原状回復は困難と判断された。文化財指定地での建物の建設などは、文化財保護法で規制されているが、許可権限を持つ大津市も見過ごしたといい、同庁は今後、注意喚起を促していく方針。
 また同審議会は、国内に唯一現存する長波無線通信施設である「旧佐世保無線電信所(針尾送信所)施設」(長崎県佐世保市)や、旧長州藩主・毛利家が1916年に建てた「旧毛利家本邸」(山口県防府市)など計6件の建造物を重要文化財に指定し、石川県の金沢市卯辰山麓(うたつさんろく)、加賀市加賀東谷の2地区を、重要伝統的建造物群保存地区に選定することも答申した。
 このほかの重要文化財の答申は次の通り。
 ▽旧朴舘(ほおのきだて)家住宅(岩手県一戸町)▽八幡宮(島根県津和野町)▽萬翠荘(ばんすいそう)(松山市)▽出津(しつ)教会堂(長崎市)

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13  10万世帯に太陽光発電パネル…福島県構想  2011/10/22 読売新聞
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 福島県は21日、震災と原子力災害からの復興策として、2012年度からの10年間で一般住宅10万世帯に太陽光発電パネルを設置する構想をまとめた。
 県の発表によると、県がNPOなどの民間団体に委託し、取り付けを希望する一般家庭の住宅に太陽光パネルを設置する。発生した電気は、東北電力に買い取ってもらい、パネルを設置した民間団体が設置にかかった初期投資額を10年以内に回収。これ以降は、設置したパネルは住宅の所有者に無償で譲渡する。
 県によると、通常はパネル設置には1世帯あたり100万円以上の費用を要し、普及のネックになっている。県は「これまで設置の資金を調達してまで踏み込めなかった人たちや、震災によってエネルギー問題に関心を持った人たちが、初期投資を気にせず太陽光システムを設置できる仕組みを構築したい」としている。

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14  トーヨーキッチン、欧州の住設機器・家具専門店  2011/10/26 日経産業新聞
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 キッチン中堅のトーヨーキッチン&リビング(名古屋市、渡辺孝雄社長)は25日、イタリアの高級住設機器メーカー、アントニオ・ルピ(フィレンツェ)のアジア初の店舗を28日に開業すると発表した。店舗は東京ショールーム(東京・港)内に開設し、浴槽や洗面台、収納棚などを扱う。
 東京ショールームではルピ社と共にこのほど販売代理店契約を結んだイタリアのボーサ(ベネト)のバッグや照明器具、ペット用品なども展示・販売する。デザイン性の高い家具や照明器具で定評のある英メーカー、エスタブリッシュド・サンズの専門店も同日、東京・青山に開設。富裕層の需要取り込みを目指す。

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15  旭化成ホームズ、3階に広々とした庭のある家  2011/10/26 日経産業新聞
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 旭化成ホームズは25日、3階の屋上部分に開放感のある庭を設けられる戸建て住宅商品を11月3日から発売すると発表した。周囲からの視線を遮りつつ日当たりを確保し、自由に使える空間を設けられるのが売り。周辺の住宅の日照を奪わない外装にしたことで、2階建てが多い地域でも建てやすくした。比較的土地に余裕のある都市部近郊での受注獲得を目指す。
 新たに発売したのは重量鉄骨構造の「へーベルハウス スカイコテージのある家 天空こども城」。3階の部分に設ける「スカイコテージ」と呼ぶ空間が最大の特徴だ。

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16  博報堂と早大、中小都市向けのスマートシティ構想研究  2011/10/25 日経産業新聞
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 博報堂と早稲田大学は、中小都市の次世代まちづくりに関する共同研究プロジェクトを発足したと発表した。地域のエネルギー管理システムや電動車両の使い方などを検討する。2013年3月末までで、成果は埼玉県本庄市が早大本庄キャンパスを中心に進めている土地区画整理事業に関する実証実験に生かす。
 現行のスマートシティ(環境配慮型都市)構想の多くが大都市を想定しているのに対し、高齢化対策や産業振興など特有の課題も抱えている地方の中小都市向けのモデル創出をめざす。

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17  住宅エコポイント再開へ 住設機器各社、対応に着手  2011/10/24 日経産業新聞
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 政府が21日の閣議で2011年度第3次補正予算案に住宅エコポイント制度の再開を盛り込んだことを受け、住生活グループのLIXILの藤森義明社長は同日、「東日本大震災以来顕著となったエネルギー問題の解決にも貢献する」と歓迎するコメントを発表した。YKKAPが工務店向けの相談窓口を設置するなど住設機器各社はエコポイント復活を受けた受注体制の整備に乗り出した。
 住宅エコポイントを「温暖化対策の推進を主たる目的の一つに掲げる制度」と位置付ける藤森社長は、耐震性のある外壁材や断熱性を高めた窓の開発などの強化に取り組む。これまで以上に性能を高めた製品を投入し、今後始まる激しい受注競争を制する構えだ。

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18  大京「ライオンズマンション」、ライオン像のデザイン統一  2011/10/24 日経産業新聞
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 大京は自社マンションブランド「ライオンズマンション」の象徴であるライオン像のデザインを全国で統一した。これまでは首都圏版など地域の趣向に合わせてデザインを用意していたが、統一感を出すことで全国的にブランドイメージを向上する。10月発売の物件から順次採用し、完成後の物件のエントランスなどに備えていく。
 像は親子のライオンで構成。既存のマークの雰囲気に合わせ、親像はたくましい表情にした。また親像は子像を向き子像は親像を仰ぎ見る構図とし、子どもへの思いやりや家族の一体感を表現。居住者の家族を大切にする思いのほか、物件付近の通行者にもライオンズマンションによる幸せ感などを演出する。

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19  オール電化関連、原価反映「適切」電事連会長が主張  2011/10/24 日経産業新聞
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 電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)は21日の定例会見で、電気料金の原価からオール電化関連の広告費や寄付金の除外が検討されていることについて、「原価に織り込むことは適切だ」と反論した。枝野幸男経済産業相が電気料金制度を見直す方針を示しているが、「オール電化が進み電力販売量が増えれば、結果として料金が安くなる」と主張した。
 原子力発電所事故に備える「防災対策の重点地域(EPZ)」が拡大される見通しになったことについては、関電社長として「地元を含めた周辺自治体との連携を強化していきたい」と述べ、「安全協定を結ぶよう(自治体から)要望があれば真摯(しんし)に対応する」と強調した。

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20  横浜プリンス跡地にマンション 東京建物など、本体の工事に着手  2011/10/20 日経産業新聞
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 東京建物などは19日、横浜プリンスホテル跡地(横浜市)で進める大規模分譲マンション開発計画の本体工事に着手した。約11ヘクタールの敷地を活用し、13棟・1230戸のマンション棟を中心に商業施設などを整備。建設時期などを大きく2段階に分け、2013年6月と14年2月の完成・入居を予定する。販売開始は12年1月下旬から。
 19日に現地で起工式を開いた。東京建物のほか東京急行電鉄とオリックス不動産、日本土地建物販売、伊藤忠都市開発が開発事業者として参画。大成建設と長谷工コーポレーションが設計・施工を担当する。

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21  コンクリひび割れ3分の1に 日本触媒など、施工費も半分に  2011/10/20 日経産業新聞
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 日本触媒は19日、鹿島、清水建設、大成建設の大手ゼネコン3社とひび割れの発生率を最大3分の1に低減できるコンクリートを共同開発したと発表した。ゼネコン3社では試験的に利用を始めており、近く販売を本格化する。国内で年間に出荷されるコンクリートの4分の1でひび割れ対策が必要といわれ、日本触媒などは対策費用を大幅に軽減できる製品として売り込む考えだ。
 日本触媒が開発した保水性のある特殊樹脂を配合することで、コンクリート内部の水分の蒸発を防ぎ乾燥によるひび割れを防ぐ。樹脂の配合量に応じてコンクリートの縮みを10~40%低減できるという。また従来の収縮低減剤と比べて泡が立ちにくいなど扱いやすく、施工コストも従来の半分以下に抑えられる。

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.405  2011/10/13~2011/10/19

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.405  2011/10/13~2011/10/19  Vol.1
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【日本経済新聞】
1  青森市、低炭素モデル都市計画を中止 防災公有地に活用
2  NITTOH、営業所をショールーム 太陽光や耐震工事
3  壁はがさず断熱材設置 ウッドワンが改修用パネル
4  日立市でスマートシティー構想 日立ライフ

【朝日新聞】
5  電気・ガスの使用量、一目で把握し省エネ
6 9月首都圏マンション販売、大幅増 7カ月ぶり2ケタ増

【読売新聞】
7 日立、被災地のスマートシティ構想に意欲
8 「海に浮かぶ風力発電」開発
9 イグ・ノーベル賞の火災報知機、全国の消防本部が関心
10 環境と対峙…安藤忠雄建築展
11 気候に合わせる省エネ住宅
12 車と連携したスマートハウス…トヨタホーム

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1  青森市、低炭素モデル都市計画を中止 防災公有地に活用  2011/10/19 日本経済新聞
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 青森市の鹿内博市長は18日、同市内で進めてきた低炭素型モデルタウン計画の中止を県に申し入れた。三村申吾知事は同日夕に記者会見し、中止に同意すると表明した。青森市議会が9月、防災用の公有地として残す請願を採択したため、計画続行が難しくなっていた。
 青森県と市は、JR青森駅の南東方向にある旧国鉄操車場跡地21.5ヘクタールを購入し、このうち12.8ヘクタールを暫定的に「青い森セントラルパーク」として開放している。省エネルギーや再生可能エネルギー活用の機運が高まり、両自治体は一部を民間に売却し、省エネモデル都市にする構想だった。

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2  NITTOH、営業所をショールーム 太陽光や耐震工事  2011/10/18 日本経済新聞
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 住宅設備工事のNITTOHは一般消費者への販売を拡大する。住宅リフォーム、太陽光発電パネル設置、耐震工事などの認知度を高めるため営業所を消費者も入りやすいショールーム型店舗に改装する。太陽光発電や耐震工事はチラシ掲載を増やす。同社は住宅メーカーなどからの請負工事が事業の柱だが、最近は受注が伸び悩んでいる。消費者への直販ルートを強化し、経営基盤の安定につなげる。
 法人担当者が常駐する営業所を、消費者向け説明員も配置した主婦らも入りやすいショールーム型店舗に替える。太陽光発電パネルのほか、フローリング板などリフォーム部材を展示する。

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3  壁はがさず断熱材設置 ウッドワンが改修用パネル  2011/10/17 日本経済新聞
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 ウッドワンは17日、既存の壁を剥がさずに取り付けることができる、リフォーム向け断熱改修パネル「あったかべ」を発売する。積水化学工業が展開する高性能の断熱材にウッドワンの建材製造技術を組み合わせた。部屋の広さを確保するため、厚さを通常の断熱パネルの半分以下の24.5ミリとした。
 「あったかべ」は、既存の壁の上に取り付けるので、「施工期間が1~2日程度ですむ」(ウッドワン)。冬場に室外に逃げ出す熱や、夏場に室内に入る熱の約4割を削減する効果を見込む。価格は1枚(幅91センチ、長さ182センチ)あたり1万4700円(施工費別)。

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4  日立市でスマートシティー構想 日立ライフ  2011/10/14 日本経済新聞
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 日立製作所グループの日立ライフ(茨城県日立市、佐藤修二社長)は日立市内の社宅跡地を再開発する。IT(情報技術)や再生可能エネルギーなどを駆使した環境配慮型都市「スマートシティー」の整備を想定する。メガソーラー(大規模太陽光発電所)による電力供給の実現可能性などを調べる。来年3月までに調査を終え、来年度に再開発計画を立案する。
 社宅跡地はJR日立駅から南西に約1.5キロメートルの会瀬地区にあり、3万8千平方メートル。同社などが土地を保有する。約60棟の戸建てがあったが老朽化が進んで今年3月までに解体し、現在は更地になっている。
 再開発計画に先立つ事前調査では集合住宅や戸建て住宅の建設を想定する。スマートメーター(次世代電力計)で電力消費を把握し、電力の流れを最適化するスマートグリッド(次世代送電網)に加え、電気自動車など低炭素型交通システムの導入も検討する。先進的な再開発にする考えだ。

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5  電気・ガスの使用量、一目で把握し省エネ 2011/10/14 朝日新聞
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 東京ガスは家庭内の電気、ガス、お湯の使用量を「見える化」し、省エネに結びつける実証事業を来年2月から首都圏のマンション約600戸で始める。各家庭のデータを集めて、削減量ランキングを見られるようにするなど、各家庭が意欲的に省エネに取り組めるよう工夫する。
 配電盤やガスメーターにセンサーや通信機器を取りつけ、使用量のデータを「iPad(アイパッド)」に集める。この機械で使用量を見られるだけでなく、節約できた電気・ガス料金を「貯金」としても確認できる。1日の使用量の目標を設ければ、あとどれくらい使えるかの「残量」もわかる。2、3年かけて効果を調べ、家庭の省エネをサポートするサービスの実用化につなげる。

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6 9月首都圏マンション販売、大幅増 7カ月ぶり2ケタ増 2011/10/13 朝日新聞
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 不動産経済研究所が13日発表した9月の首都圏マンション発売戸数は3713戸で、前年同月より16.7%増えた。東日本大震災で販売を遅らせた物件が売りだされたため、2月以来7カ月ぶりの2ケタ増となった。地区別では東京都多摩地区、神奈川、埼玉が前年水準を上回ったが千葉は56.1%減。湾岸部の液状化に加え、周囲より放射線量が高い「ホットスポット」もあり、売り出される戸数が減ったとみられる。

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7 日立、被災地のスマートシティ構想に意欲 2011/10/19 読売新聞
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社長「十数都市から話ある」
 日立製作所の中西宏明社長は18日、被災地でのスマートシティ(環境配慮型都市)構想について、「これから具体化が進む。岩手、宮城、福島の3県で、仙台市など十数か所の都市から話がある」と述べ、積極的に提案していく考えを示した。
 仙台市内で読売新聞などのインタビューに答えた。
 日立は、太陽光や風力といった再生可能エネルギーや、発電所での電力制御といったインフラ(社会基盤)関連の技術を生かして、電力のムダを減らし、省エネに対応した街づくりを提案している。
 中西社長は、被災した東北地方の復興について、「壊れたインフラを修復するだけで良いのか。産業を興し、人の生活を取り戻すにはどうしたら良いか考える必要がある」と強調した。震災復興策が柱となる政府の2011年度第3次補正予算案が成立すれば、より具体的な検討に入る方針だ。
 中西社長は「自治体が(自分たちの)目指す姿を示すべきだ」とも述べた。日立は、中国でスマートシティ構想に参画することを決めているほか、国内でも実証実験に取り組んでいる。

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8 「海に浮かぶ風力発電」開発 2011/10/18 読売新聞
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IEA理事会で経産相が表明へ
 政府は、海に浮かべた「浮体型」の風力発電の開発に乗り出す方針を固めた。
 枝野経済産業相が、パリで18、19日に開かれる国際エネルギー機関(IEA)の閣僚理事会で表明する。
 欧州などでは支柱を海底地盤に打ち込む風力発電機が普及しているが、日本としては、高い船舶技術を生かし、環境にも配慮した風力発電の実用化を急ぐ。

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9 イグ・ノーベル賞の火災報知機、全国の消防本部が関心 2011/10/18 読売新聞
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新機種開発に弾み…東京・江東区の会社
 聴覚障害者らにワサビの臭いで火災を知らせる装置を開発し、まじめなのにどこかおかしい研究をたたえる「イグ・ノーベル賞」を受賞した江東区の「シームス」(青海2)に、全国の消防本部から問い合わせが相次いでいる。
 同社は「受賞を機に売れ行きが伸びればコストダウンも可能になる」と期待を寄せている。
 同社が火災警報機の信号をもとに、ワサビの強い香りを発生させる装置を発売したのは2009年。アロマオイルや人間の体臭など数十種類の臭いで試し、速効性や安全性などの理由でワサビに行き着いた。
 現在の価格は火災報知機込みで1台5万2500円。ホテルや聴覚障害者を雇用する会社の従業員寮などで導入されているものの、価格が通常の火災報知機の10倍以上するため、累計販売は200台以内にとどまる。
 受賞後に全国の消防本部から製品の価格や性能に関する問い合わせが相次いでいるのを受け、同社は国内の高齢者施設などだけでなく、海外にも売り込みをはかる考え。現在、火災感知部分と、臭気発生部分を無線で接続する新機種の開発を進めている。将来の緊急地震速報や津波警報への応用も視野に入れている。
 同社は2000年11月に千代田区で創業し、香り関連製品の開発を手がける。昨年12月、江東区のビルに移転。臭気発生装置のほか、臭いでがんを探知する研究などを行っている。

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10 環境と対峙…安藤忠雄建築展 2011/10/14 読売新聞
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 建築家の安藤忠雄氏は、自らの設計する建築を「環境と対峙(たいじ)する」と語ってきた。打ち放しコンクリートを主とする建築が、環境との新しい関係を築いてきたことは、作品が雄弁に物語る。東京・渋谷区千駄ヶ谷のGAギャラリーで開かれている「安藤忠雄建築展2011」は、新作から過去の作品まで、その実例を図面や模型、映像で紹介する。
 北京の歴史的街区に建設中の「北京国子監ホテル」と美術館は、伝統的な建築デザインを引用しながら、現代的な空間を実現。「上海保利大劇場」は四角い箱を上下左右から円筒形の空間が貫く大胆な設計で、躍動する都市を表現した。香川県沖の直島に設計した「地中美術館」などが、時間とともに自然に包まれていく様子も写真で見せている。
 展覧会に合わせて『安藤忠雄 都市と自然』も刊行された。11月6日まで。入場料500円。

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11 気候に合わせる省エネ住宅 2011/10/13 読売新聞
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冬場20度、夏場は25度 冷暖房費年間わずか8600円
 1日当たりの冷暖房費24円で、室温が夏が25度、冬は20度に保たれる省エネルギー住宅が、滋賀県彦根市内に完成した。同県大津市の1級建築士、吉岡昌一さん(51)が彦根市の気候に合わせて断熱材を調節し、最新の建材を使うなどして設計した。吉岡さんは「節電しながら熱中症を防げる」と話している。(藤岡博之)
 住宅は風呂、トイレ付きのワンルーム(木造平屋37平方メートル)で、建設費約1500万円。冷暖房にかかる電気代は、年間約8600円という。
 欧州で省エネ住宅を開発する独・パッシブハウス研究所の設計用ソフトに、彦根地方気象台観測の年間気温や湿度を入力し、吉岡さんが基準を満たすよう断熱材の厚さなどを計算して設計、8月末に完成させた。同研究所の基準を満たす住宅は、西日本初という。
 採光も工夫しており、南側は、軒の長さを従来の住宅の3倍、1・6メートルにして夏の日差しを防いだ。アルミ製に比べ、熱伝導率が1500分の1以下という木枠のサッシ窓が全面にはめ込まれ、断熱性が高い一方で、太陽の角度が低い冬には日光が多く入ってくる。
 外気温に応じて空気を通す微細な穴の大きさが変わる調湿シートや、高温を低温に、低温を高温にする熱交換型の換気扇も備え、温度変化が少ないため、最小限の冷暖房で済むという。
 昨夏の猛暑で、冷房を節約したせいで熱中症で亡くなる高齢者が多かったことから、設計を思い立った。介護の必要な母親(69)の離れを建てようとした、施主の男性(41)の意向と合致したという。
 吉岡さんは「複雑な工事は不要で、大手業者でなくても施工できる。高温多湿な日本に合う住宅を多く作りたい」と話している。

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12 車と連携したスマートハウス…トヨタホーム 2011/10/13 読売新聞
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 トヨタ自動車グループの住宅メーカー、トヨタホームは12日、太陽光発電やIT(情報技術)を活用した省エネルギー住宅「スマートハウス」を年内に全国発売すると正式発表した。災害時などにプラグインハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)から住宅内に電気を取り込むことが可能で、車と連携したスマートハウスは全国初となる。
 トヨタと米マイクロソフトが共同開発する通信サービス「トヨタスマートセンター」に対応し、スマートフォン(高機能携帯電話)を使って、外出先から自宅のエアコンを操作したり、風呂をわかしたりできる。

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.405  2011/10/13~2011/10/19  Vol.2
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【日経産業新聞】
13 積水化学、太陽光発電の賃貸住宅 メゾネット、収納広く
14 換気や戸締まり、停電対応…ロボがテキパキ指示 LIXIL住宅研、次世代住宅開発
15 新日鉄都市開発、都市型マンションのブランドを統一
16 LIXIL、旭川の展示施設をリニューアル 製品群拡充
17 住友林業、2階の音を抑える二世帯住宅
18 三井不系、太陽光発電と高圧電力で「電気代」5%減のマンション
19 積和不動産など、神奈川県に太陽光と燃料電池装備の戸建て
20 パナ電工、木の質感追求した住宅部材 汚れ、水拭きも可能
21 YKKAP、半分の力で開く玄関ドア発売
22 首都圏のマンション発売、7カ月ぶり2ケタ増 9月、16.7%

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13 積水化学、太陽光発電の賃貸住宅 メゾネット、収納広く 2011/10/19 日経産業新聞
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 積水化学工業は18日、住戸を左右で分けるメゾネットタイプの賃貸住宅商品を28日から発売すると発表した。1世帯あたり1.5キロワットの太陽光発電システムを標準搭載にしたことで、入居者に売電メリットが生まれるのが売り。他の競合物件との差別化を図るために収納を強化した内装や子育てノウハウを盛り込んだ内装も用意し、アパート経営者への建設を促す。
 新たに発売するのは「レトアメゾネット シンフォニースタイル」で、1階と2階で1戸を構成している。階下への騒音問題が起きないほか、階段の周辺に収納を設けることができるため、若手のファミリー層に根強い人気があるという。太陽光発電システムの発電量を各戸に割り当てることで光熱費が大幅に抑制できる点も強みとして入居者に訴えられる。

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14 換気や戸締まり、停電対応…ロボがテキパキ指示 LIXIL住宅研、次世代住宅開発 2011/10/19 日経産業新聞
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 住生活グループで住宅フランチャイズチェーン(FC)を展開するLIXIL住宅研究所(東京・江東、今城幸社長)は18日、主要ブランド「アイフルホーム」の次世代住宅を葛飾区内に建築したと発表した。暮らしに役立つアドバイスをするロボット「リリボ」を実用化したほか、自然の活用で快適な省エネができる仕組みを導入。新技術を早期に確立し、住宅商品に反映させる狙いだ。
 次世代スマートハウス「GURU GURU(グルグル)」は2015年の住宅をコンセプトに開発した。搭載した技術や設備は12年度から順次実用化する見通し。
 住宅の内外にセンサーを設置。気象条件や人の来訪・侵入などの情報を受け取ったうえで、リリボが音声で窓の開閉による換気や戸締まりなど暮らしや防犯のアドバイスをする。住宅内の人の有無に応じて照明やエアコンも自動制御するほか、停電時には対応も指示する。

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15 新日鉄都市開発、都市型マンションのブランドを統一 2011/10/19 日経産業新聞
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 新日鉄都市開発(東京・中央)は都市型マンションのブランドを統一し、今秋から都内で相次ぎ販売を始める。都心アクセスなどの利便性を重視した小型マンションの需要は根強いと判断。展開の強化に向けブランド力を高める。単身者や少人数世帯に売り込む。
 ブランド名は「リビオレゾン」。従来は複数の名称で展開していた都市部の小型マンションについて、今後の物件は原則としてこの名前で展開する。ブランド浸透のための専用サイトも設けた。

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16 LIXIL、旭川の展示施設をリニューアル 製品群拡充 2011/10/18 日経産業新聞
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 住生活グループのLIXILは「LIXIL 旭川ショールーム」(北海道旭川市)をリニューアルオープンした。展示面積を460平方メートルとそれまでの1.8倍に広げ、システムキッチンやトイレなどの水回り製品のほか、窓やドアなどの金属建材を一括展示。あらゆる住宅建材を扱うLIXILの強みを消費者に訴え、リフォーム需要を取り込む。
 旭川ショールームはリニューアルを機にINAXブランドのトイレや浴室のほかトステムブランドの金属建材やサンウエーブブランドのキッチンも拡充。北海道の気候に合わせて断熱性の高いドアやサッシの展示も増やした。大型ディスプレーも3台設置し、省エネ建材や省エネ型住宅を解説する映像も流す。

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17 住友林業、2階の音を抑える二世帯住宅 2011/10/17 日経産業新聞
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 住友林業は、遮音性能にこだわった二世帯住宅「ikiki(イキキ)」を開発したと発表した。2階の床材の下に、特殊なパネルを組み込み、1階に生活音などが伝わりにくいのが特徴。サラリーマン世帯の減収によって需要が高まる二世帯住宅分野を強化することで、受注水準の底上げにつなげる。本体価格は3.3平方メートルあたり51万円から。初年度1300棟の販売目標を掲げる。
 独自の遮音材「ハイブリッド遮音パネル」を2階の床下に設置する。1階の天井部分についても、これまでの2倍の厚さの防音用断熱材と遮音マットを重ねて設置するなど、「遮音60」と呼ぶ仕様を標準とした。話し声やテレビの音といった透過音や、足音などの衝撃音を抑える。

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18 三井不系、太陽光発電と高圧電力で「電気代」5%減のマンション 2011/10/17 日経産業新聞
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 三井不動産レジデンシャルは割安な高圧電力と太陽光発電を組み合わせ、居住者が支払う電力コスト(共用部分含む)を約5%削減できるマンションを売り出す。来年夏に完成予定の東京都西東京市のマンションを第1弾とし、首都圏のファミリー向け新築分譲マンションに順次導入する。
 同システムはマンション管理組合が電力会社と高圧電力の需給契約を一括して結ぶ。各住戸の居住者が個別に低圧電力を契約する一般的な仕組みより電気料金が安くなる。

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19 積和不動産など、神奈川県に太陽光と燃料電池装備の戸建て 2011/10/17 日経産業新聞
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 積水ハウスグループの積和不動産(東京・渋谷)と東京建物などは共同で、太陽光発電システムと燃料電池を兼ね備える分譲戸建て住宅を神奈川県内で売り出す。東日本大震災の後、非常時の電力確保について意識する消費者が増えていると考えた。“ダブル発電”と銘打ち、購入を促していく。
 対象物件は、不動産開発の陽栄(東京・中央)を加えた3社で整備する神奈川県藤沢市の「辻堂ザ・テラス」(全97区画)。建築条件付きで土地を販売する12区画を除いた、建て売りなどの85区画について、太陽光システムと家庭用燃料電池「エネファーム」を標準装備とする。

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20 パナ電工、木の質感追求した住宅部材 汚れ、水拭きも可能 2011/10/14 日経産業新聞
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 パナソニック電工は2012年1月16日、本物の樹木さながらの木目や表面の触感を追求した新たな住宅部材を発売する。内装ドアやクローゼットの扉などの表面に特殊な樹脂製シートを施しており、汚れを水拭きで落とせる。戸建住宅1軒に同部材を利用すれば、天然木材を住宅部材に使う場合に比べて費用が約半額で済むという。
 発売する住宅部材「LiviE Realo(リビエ リアロ)」は約4000品目をそろえた。価格は2100~14万7000円。

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21 YKKAP、半分の力で開く玄関ドア発売 2011/10/14 日経産業新聞
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 YKKAPは、従来品の半分の力で開けられる鍵システムを搭載したマンションの玄関ドアを発売したと発表した。ドアの取っ手を引くと内蔵する金具が同時に飛び出して自動的にドアを押し出し、マンションで起こりやすい室内外の気圧差でドアが開けにくくなる問題を解消する。高齢者などの負担を減らせる利点を訴えて新築やリフォーム向けに売り込み、2013年3月期に1億円の売上高を目指す。
 鍵最大手の美和ロック(東京・港、和気英雄社長)が設計した鍵システムをスチールドアの既存商品に採用した。

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22 首都圏のマンション発売、7カ月ぶり2ケタ増 9月、16.7% 2011/10/14 日経産業新聞
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 不動産経済研究所(東京・新宿)が13日発表した9月の首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)のマンション発売戸数は3713戸と前年同月に比べ16.7%増加した。東京・多摩地域や埼玉県での供給がけん引し、前年同月を2カ月連続で上回った。前年比で2ケタ増となったのも東日本大震災前の2月以来7カ月ぶり。首都圏市場で震災からの回復ぶりが目立ってきた。
 発売月に契約が決まった戸数を示す契約率も77.7%と、前年同月比で2.8ポイント上昇。売れ行きの好不調の分かれ目とされる70%を2カ月ぶりに回復した。野村不動産がさいたま市で手がける「プラウドタワー武蔵浦和マークス(1期)」などが即日完売した。一方、千葉県は発売戸数が119戸にとどまった。

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.404  2011/10/5~2011/10/12

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.404  2011/10/5~2011/10/12  Vol.1
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【日本経済新聞】
1  江戸川区、小岩駅前の再開発に着手 木造密集地解消へ
2  大和ハウス、堺市でエコタウン開発
3  YKKAP、電気錠を取っ手に内蔵した住宅用玄関ドア
4  沿線に住民、新駅で呼ぶ JR西、逆風下の針路

【朝日新聞】
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1  江戸川区、小岩駅前の再開発に着手 木造密集地解消へ  2011/10/7 日本経済新聞
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 東京都江戸川区は小岩駅南側で再開発事業に着手する。老朽化した木造住宅が立ち並ぶ木造住宅密集地域の解消が狙い。第1弾として南小岩7丁目に、区の都市計画決定に基づく超高層マンションを地権者が建設する。併せて小岩駅周辺で同様の事業を進める準備組合の設置を後押しする。地域住民との連携をテコに災害に強い街づくりを進める。
 マンションの建設予定地は南小岩7丁目西地区の約5000平方メートル。密集する築40年超の木造住宅や店舗を解体し、高さ約110メートルのマンションを設ける。地上29階、地下2階建てで入居数は約180戸。

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2  大和ハウス、堺市でエコタウン開発  2011/10/7 日本経済新聞
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 大和ハウス工業は6日、堺市の進める「エコモデルタウン創出事業」で優先交渉権者に選定されたと発表した。太陽光発電システムや蓄電池を採用した環境配慮型住宅65戸を建設。作り出したエネルギーと消費エネルギーが差し引きゼロとなる街づくりを目指す。
 「堺市立晴美台東小学校」跡地に建設する。2012年1月に堺市から土地を譲り受け、小学校の解体工事に着手。一部住戸は12年秋に販売開始し、13年春から夏にかけての入居開始を目指す。総事業費は約25億円。

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3  YKKAP、電気錠を取っ手に内蔵した住宅用玄関ドア  2011/10/6 日本経済新聞
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 住宅・ビル用の建材メーカー、YKK AP(東京・千代田)は12月1日、電気錠を取っ手に内蔵した住宅用玄関ドアを発売する。主力商品の断熱玄関ドア「ヴェナート」62種類に標準搭載して売り出す。
 前機種ではドアの外側にあったセンサーを取っ手の中に収め、玄関口のデザイン性や防犯性を向上させたという。ICチップを搭載したカード型の鍵か、直径1センチのシール型の鍵でドアを開ける。シール型の鍵は携帯電話などに貼って使う。鍵を取っ手にかざすと、ドアの発光ダイオード(LED)が点灯して開閉する。ドアホンや携帯電話と連動させて電気錠を遠隔操作する機能を追加できる。〔日経QUICKニュース〕

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4  沿線に住民、新駅で呼ぶ JR西、逆風下の針路  2011/10/6 日本経済新聞
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 西日本旅客鉄道(JR西日本)が人口減などに苦しむ現状を打破しようと新機軸を次々と打ち出し始めた。京阪神地区の在来線では新駅と組み合わせた分譲マンションの建設に乗り出す。2014年度末の開業が予定される北陸新幹線に向けても着々と手を打つ。昨年10月に中期経営計画を見直して1年。福知山線の脱線事故を受けた安全対策も道半ばだ。厳しい経営環境の中でも成長を続ける戦略の片りんが徐々に明らかになってきた。
 03年11月に廃止された貨物線の神戸港駅。かつてこの駅近くから分岐し、臨海部の工場群に向けて資材を運んでいた貨物専用線の軌道跡がまだ残るこの一帯で、16年春の開業を目指して新駅「まや駅」(神戸市、仮称)を新設する工事が静かに始まっている。

マンション直結
 特徴は三井不動産レジデンシャルなどが開発する731戸の分譲マンションが、新駅と橋上通路で直結する一体型であること。新駅の建設にかかる約40億円の事業費は全額をJR西日本が負担する。これまで新駅を設ける場合、地元自治体からの要望に基づく「請願駅」がほとんどだったが、今回は自ら大きなリスクを負う方式を採用した。
 駅に近い好立地のマンションは人気が安定し、20、30代の夫婦を呼び込めれば30年間は定住してもらえる。「同時に駅で認可保育園の整備も進める」(佐々木隆之社長)ことで、子育てしやすい環境に磨きをかける。収益源である定期券販売を底上げできるほか、新駅を呼び水に周辺開発への波及効果も見込める。
 鉄道の開業に先立って予定地を広く買収し、住宅地や娯楽施設を開発して乗降客を増やす――。阪急電鉄の創業者である小林一三は鉄道会社の新たなビジネスモデルを確立し、全国の先駆けとなった。だが、近畿圏では新線の建設が難しいうえ、既存の沿線は人口減と高齢化が進み、工場閉鎖も加速している。
 かつては電車のスピード競争で私鉄から乗客を奪おうとした時期もあったが、05年の福知山線脱線事故で頓挫。宝塚―尼崎駅間を走る快速列車は事故後に所要時間が1分以上長くなるなど、安全を最優先した運行に転換した経緯がある。

「経験足りない」
 閉塞状況を打破しようと乗り出したのが、新駅による既存路線の活性化だ。新駅で新たな住民を増やせば、乗客を増やす効果が期待できる。関係者は「琵琶湖線やJR京都線、JR神戸線には新駅を造る余地が残されている」と話す。佐々木社長は「自治体に市街化調整区域の指定を外してもらえば新駅を造りやすくなる」と意欲をみせる。
 ただ、課題は新駅の設置にとどまらない開発力の向上だ。全額出資子会社で分譲マンション事業を担うジェイアール西日本不動産開発(兵庫県尼崎市)は、まや駅周辺のマンション建設では少額出資にとどまり、総持寺駅(仮称、大阪府茨木市)の案件ではその名前も出てこない。同社幹部は「同時並行で複数の案件をこなすには、経験と力がまだ足りない」と語る。
 百貨店やホテル、娯楽施設を詰め込んだ京都駅(1997年)や大阪駅(11年)の再開発は一息ついた。JR西日本が逆風下でもう一段の成長を実現するには、新駅とマンションを組み合わせた事業モデルが成功し、どれほど相乗効果を引き出せるかにかかっている。

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住宅関連新聞記事ダイジェスト No.404  2011/10/5~2011/10/12  Vol.2
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【読売新聞】
5  芝生、根残しても除染可能…学会が実験結果公表
6  隣とつなげて3km超、日本最長商店街へ
7  フラット35S、新たな金利優遇措置導入へ
8  世界の建築家 復興に示唆…UIA東京大会
9  23区内「近代建築」、30年で73%消失

【日経産業新聞】
10  野村不動産、賃貸マンションの運営管理体制を強化
11  日立アプライアンス、保温効率3%改善したヒートポンプ式給湯機
12  東京建物、太陽光発電を戸建て分譲に導入 川崎の物件で採用
13  三協立山、車庫の折り畳み式ゲート 住宅の敷地内に収納
14  パナホーム、二酸化炭素の「排出ゼロ」住宅 太陽光や高効率給湯

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5  芝生、根残しても除染可能…学会が実験結果公表  2011/10/12 読売新聞
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 東京電力福島第一原発事故の影響で放射性セシウムが付着した芝生地の除染について、日本芝草学会(本部・東京)は、芝生を根こそぎ剥ぎ取らなくても、地表から1センチほどの「サッチ層」と呼ばれる枯れ葉などの堆積部分までを除去することで、放射性セシウムの9割を取り除けるとの実験結果を公表した。

根茎を残すことで、芝生の再生も可能だという。
 実験は、東京農業大の水庭千鶴子講師や日本環境調査研究所のメンバーらが今年7月、福島市の住宅の庭で実施した。芝生の根茎を残し、「サッチ層」までを除去したところ、地表から1分間に放射される放射線量は約3500cpmから約600cpmに減少。約400cpmと仮定される自然放射線量を差し引き、放射性セシウムの約9割を取り除いたとの結果が出た。
 また、放射性セシウムの大半がサッチ層に滞留していることや、新葉に移行することがほとんどないことも確認したという。

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6  隣とつなげて3km超、日本最長商店街へ  2011/10/10 読売新聞
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 隣接する大阪市東成区の「東成しんみちロード商店街」(0・96キロ・メートル)と、東大阪市の「布施商店街」(1・25キロ・メートル)を一本につなげ、総延長約3キロ・メートルに及ぶ「日本最長の商店街」を作る試みが始まった。
 ともに活性化策に悩む店主らが「日本一」を合言葉に結束。両商店街の間には約800メートルの空白地域があるが、様々なイベントで客の流れを作り、新規出店の機運も盛り上げたいという。
 「隣とつなげたら日本最長ちゃうか」。昨年秋、東成商店主らの会合で上がった声がきっかけだった。測ってみると、総延長は3・01キロ・メートル。直線の商店街では最長とされる天神橋筋商店街(大阪市、約2・6キロ・メートル)や、総延長日本一と言われる高松中央商店街(高松市、約2・7キロ・メートル)よりも長い。
 東成側は、2割近くが空き店舗となり、活性化の目玉を模索中。布施側も店主の高齢化が進んでいた。さっそく布施側にこの話を持ちかけると、「それはおもしろい」と飛びつき、3月には双方の商店主らが参加する準備会が発足した。
 問題は、両商店街の間にある約800メートルの空白地域。国の商業統計上、商店街は「店舗が近接して30店以上」が必要とされるが、ここでは住宅街に店舗が点在するだけだ。準備会は「行き来する客が増えればこの区域にも新規出店が見込め、商店街らしくなっていくはず」と意気込む。
 7月30日には、第1弾のPRイベントとして、住民らが地元の神社や郷土資料館、だんじり小屋などを巡って、両商店街を行き来するスタンプラリーを開催。参加者からは「二つの商店街の魅力を楽しめる企画で、おもしろい」と評判も上々だった。今後も「最長」をアピールしたイベントを随時開催し、市民らへの浸透を図るという。
 迎え撃つ高松中央商店街振興組合連合会事務局は「距離はどうあれ、勝負は中身ですから」と余裕を見せ、天神橋筋商店連合会の土居年樹会長は「それぞれの商店街のカラーが出せれば良いでしょう」と相乗効果に期待する。
 「日本最長」を目指す取り組みについて、東成しんみちロード連合商店街の佐々木博司会長(68)は「実現に時間はかかるかもしれないが、まずは注目を集めたい」と話し、布施商店街連絡会総括の加茂守一さん(61)は「行政区域が別々の商店街が協力するという例のない取り組み。今後も面白いイベントを手がけていきたい」と意気込んでいる。

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7  フラット35S、新たな金利優遇措置導入へ  2011/10/8 読売新聞
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 国土交通省は7日、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の長期固定型住宅ローン「フラット35S」について、新たな金利優遇措置を年内にも導入する方針を決めた。
 現在は通常金利から0.3%分を差し引く優遇措置があるが、0.7%に拡大する。東日本大震災の被災地は1.0%にする。期間は当初5年間で、対象は省エネ性能に優れた住宅に限る。国交省は2011年度第3次補正予算案に約160億円の費用を盛り込む。
 金利優遇は景気対策として10年2月に導入され、通常金利から1.0%引き下げられていたが、9月末で期限が切れ、0.3%に縮小されていた。

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8  世界の建築家 復興に示唆…UIA東京大会  2011/10/6 読売新聞
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行政への関与・社会思想の必要性
 世界の建築・都市の専門家を集めた「UIA2011東京大会」が9月25日~10月1日、東京・有楽町の東京国際フォーラムを中心に開かれた。東日本大震災を受け、大会では持続可能な社会の実現とともに、災害の克服と建築家の役割が大きなテーマとなった。(文化部 高野清見)
 124の国と地域、約140万人の建築家で作る国際建築家連合(UIA)の世界大会は3年に一度。日本開催は関係者の悲願だったというが、大震災で一時は実現が危ぶまれた。
 しかし110の国と地域から約5100人が参加登録。そのうち海外は中国、韓国、米国、フランスなどの順に約1900人にのぼった。開会式でルイーズ・コックス会長は「日本の人々、仲間である建築家に、強く連帯する意思を示しましょう」と呼びかけた。
 5件に及ぶテーマ討議では、災害復興や貧困などの社会問題に対し、建築家の職能がどう生かせるか、環境や自然といかに共存すべきかなどが語られた。
 そこで明確に示された可能性が、建築家の関与による住民参加の街づくり。社会活動家でもあるインドのプラティマ・ジョシさんは、行政がスラム街の住民に強いてきた郊外への集団移住に対して、「外に追い出すのではなく、住民に参加を求め、街の中により良い居住地を作るよう働きかけてきた」と18年に及ぶ活動を報告。行政側の意識も変わったと成果を述べた。
 一般の人に建築に親しみを持ってもらう催しも数多く開かれた。写真は東京国際フォーラムの外壁を利用した展示 建築家と被災地を結ぶ支援活動「アーキエイド」を続ける小野田泰明・東北大学教授は、行政と住民、技術者、建築家が共に復興を考える「プラットホーム」作りを提案。「混沌(こんとん)の中、建築家には『住むこと』の希望を先んじて示す能力がある」などと役割を述べた。
 都市計画を考える討議でも、建築家がもっと立場を主張すべきだとの意見が出た。建築ラッシュが続く中国の劉域氏は「『建築を作るだけ』から脱け出さなければいけない、という意識が中国の建築家に現れてきた」と変化を指摘。「東京計画1960」を提案した故丹下健三氏を「社会思想家でもあった」と評し、日本の建築家が丹下氏以降、都市計画の構想から後退した経過を踏まえ、再び関わっていく必要性を語った。
 司会の藤村龍至氏は「大震災が起こり、日本では国土の将来像がどうあるべきかの議論がにわかに盛んになった。構造変化の時代が再び大きな想像力を必要としている」と総括した。
 日本の現代建築は世界的に注目され、大会はそれにふさわしく槇文彦、安藤忠雄、伊東豊雄、妹島和世、西沢立衛の各氏らが登壇。建築家への顕彰では、最高のゴールドメダルを贈られたアルヴァロ・シザ氏(ポルトガル)に続き、建築技術の応用を評価するオーギュスト・ペレ賞に、紙管や膜を使った建築で災害支援を行う坂茂氏が選ばれた。
 ただ、討議を通して感じたのは、建築家と社会との距離だ。6500人収容の大ホールがあふれたのは、安藤忠雄氏の公開講演くらい。一般市民向けのイベントや展示も、幅広い関心を呼んだとは思えなかった。
 東京大会は「災害を乗り越えて」と題する大会宣言を採択して閉会。記者会見で日本組織委員会の小倉善明会長は「被災地を見ても建築家が果たす役割は大きいが、その仕組みがない。行政に働きかけられるようになること、市民からプロフェッショナルとして信頼されることに、建築家も努力すべきではないかと強く感じた」と語った。

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9  23区内「近代建築」、30年で73%消失  2011/10/6 読売新聞
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 明治から戦前にかけて建てられた都内の「近代建築」が次々と姿を消している。
 都内の建築家らでつくる研究グループの調査では2010年までの30年間に、23区内では4分の3の建物が消失。都心部の中央、渋谷の2区では8割以上が失われた。
 国や都、区の文化財指定を受けていないためだが、建物は大半が個人や企業の私有物で、研究グループは「公的な保護制度が必要」と訴えている。
 研究グループ「歴史・文化のまちづくり研究会」によると、日本建築学会が1980年に刊行した「日本近代建築総覧」掲載の、23区内の近代建築は2196件。このうち、2009年末時点で残存が確認されたのは585件だった。30年間で失われた建物の「消失率」は73・4%に上る。
 1980年の時点で、25件以上の近代建築が確認された17区で、最も消失が進んだのが中央区。30年前には265件が確認されたが、30年で83・8%に上る222件が解体されていた。
 最近も、地元住民や研究者から「文化財に相当する」「壊さずに残してほしい」などの要望があっても解体が進められるケースが相次いでいる。
 昨年8月には、関東大震災後の1926年に建てられた「中央区立明石小学校」が解体。純和風建築のため、近代建築には該当しないものの、国内最古の木造下宿屋とされた、築106年の「本郷館」(文京区)も取り壊され、更地になっている。いずれも所有者側が、「老朽化」や「耐震性に不安がある」などを理由に、保存は困難とされてきた。
 国や都などの文化財として指定されれば、保存は可能だ。指定を受けやすくするために、固定資産税の優遇措置などもあるが、都心部は地価が高いため、税務上の制度だけでは不十分で、建物の所有者も文化財に指定されることを望まないケースが多いという。
 文化財保護法では、所有者の同意がなくても指定が可能なケースもあるが、文化庁の担当者は「法的には可能でも、実際に踏み切ることは難しい」と明かす。
 「歴史・文化のまちづくり研究会」代表で、建築家の三舩康道さん(61)は、「地価が高い都心は、建物を維持するには費用もかかる。所有者にメリットが感じられる公的な保護制度がなければ、貴重な建築物を後世に残すのは一層難しくなるだろう」と指摘している。
 明治から戦前にかけて建てられた都内の「近代建築」が次々と姿を消している。都内の建築家らでつくる研究グループの調査では2010年までの30年間に、23区内では4分の3の建物が消失。都心部の中央、渋谷の2区では8割以上が失われた。国や都、区の文化財指定を受けていないためだが、建物は大半が個人や企業の私有物で、研究グループは「公的な保護制度が必要」と訴えている。(森重孝)

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10  野村不動産、賃貸マンションの運営管理体制を強化  2011/10/10 日経産業新聞
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 野村不動産グループは賃貸マンションの運営管理体制を強化する。12月から野村不が開発した賃貸物件「プラウドフラット」のうちグループ外に委託していた19棟の運営管理を野村不動産ホールディングス傘下でマンション管理などの野村リビングサポート(東京・新宿)に移管。グループをあげて物件価値を高め、競争力を引き上げる。
 野村リビングサポートは12月1日付でプラウドフラットの19棟の運営管理業務を野村不動産系の投資法人から受託する。これにより既に担当している26棟とあわせ全45棟の管理業務を野村リビングサポートが手がけることになる。「プロパティマネジメント」と呼ばれる運営管理業務で、賃貸仲介に関する作業なども含め担当物件の総合的な運営にあたる。

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11  日立アプライアンス、保温効率3%改善したヒートポンプ式給湯機  2011/10/10 日経産業新聞
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 日立アプライアンス(東京・港)は保温効率を従来より向上させたヒートポンプ式給湯機20機種を22日から順次発売する。標準的な機種で3%高めた。圧縮機などの効率を改善し、消費者の省エネ志向に対応した。価格はタンク容量によって変わり86万1000~105万円。全国の工務店など向けに月間2300台の販売をめざす。
 今回発売するのは「ナイアガラ出湯シリーズ」の新製品。リモコンに使用湯量を表示することで、湯の節約や節電につながる機能も搭載した。同シリーズは保温に必要な熱量を必要最小限に抑制する機能を搭載するなど、高い省エネ性能が特徴。

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12  東京建物、太陽光発電を戸建て分譲に導入 川崎の物件で採用  2011/10/10 日経産業新聞
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 東京建物は自社の戸建て分譲住宅に太陽光発電システムを導入する。川崎市の物件の全区画で、電気自動車用の充電コンセントなどとともに採用した。同社はマンション物件で太陽光設備を採用した実績はあるが、戸建て分譲事業では初めて。住宅の購入希望者に省エネルギー・環境配慮の意識が高まっているのに対応する。
 川崎市で12月の完成・入居を予定している分譲住宅「ブリリアテラス川崎戸手本町」の全11区画に太陽光発電システムを採用した。すでに全戸売却済み。各戸で日常の消費電力を賄うことができるほか、余剰分は売電することもできるという。

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13  三協立山、車庫の折り畳み式ゲート 住宅の敷地内に収納  2011/10/7 日経産業新聞
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 三協立山アルミは6日、車庫の折り畳み式ゲートを住宅の敷地内に収納できる「エクモアG」シリーズを7日から発売すると発表した。車庫の幅が限られる都心部の狭い住宅地でも、ゲートを収納することで車の出庫や入庫がしやすくなるという。間口や高さ、色など選べる仕様も充実させており、シリーズ全体の受注底上げを狙う。
 新たに発売する製品は、ゲートを最後まで折り畳んだ際、レールとゲートを固定しているピンを外すことができる。折り畳んだゲートは180度回転させられ、敷地内に収容可能。車庫を幅広く使える。格子の幅が広い「エクモアGS」の参考価格は18万5000円(税抜き)。搬入費や施工費などは含まない。

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14  パナホーム、二酸化炭素の「排出ゼロ」住宅 太陽光や高効率給湯  2011/10/6 日経産業新聞
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 パナホームは5日、二酸化炭素(CO2)の排出量ゼロをうたった戸建て住宅を6日に発売すると発表した。天井、壁、床の断熱性能を高めるとともに換気を制御することでCO2排出量を削減。同時に太陽光などを使った自家発電によりCO2を削減したとみなす。両方を差し引きするとゼロになるという。
 環境配慮型住宅の名称は「CASART TERRA(カサート・テラ)」。価格は太陽光発電と高効率給湯器の組み合わせで3.3平方メートルあたり69万1200円。太陽光発電と家庭用燃料電池の場合は同71万8900円。初年度に2000棟の販売を計画する。

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